共感力の強い人(エンパスとも)や感受性のとても強い人たちの多くは、自分の身の回りに存在する様々な感情エネルギーを感じる能力は重荷で、呪いのように感じることもあります。
しかし最近の調査によるとエンパスは実際には霊能力のとても高い人であることが示唆されています。
そう考えるとエンパスとしての能力を隠したり、嘆いたりするのを止め、逆に磨きをかけたいと思われるかもしれません。
エンパスの人に備わっている超能力で、誰にでも発達させることのできる能力は、次の4種類です。
1.人の心を読む力
読心術は宴会などでのかくし芸などではありません。
誰相手のボディーランゲージや話し方などから、ある程度は相手の気持ちのヒントを見つけています。
専用スキルのあるデコーダを使うと、話し手が嘘をついているか、幸せか悲しいのか(たとえ本人が真逆のことを話している場合でも)、あるいは言葉やジェスチャーで他人を操ろうとしているのかを認識することができます。
読心術者でなくとも、誰かの言葉とボディーランゲージが一致していないことに気がつくことはできますが、エンパスの場合はさらにその一歩先のことができるのです。
エンパスの多くは、直観的にほとんどの人が気づくことのできる以上の現実を暗示するような霊能力的な画像や文章、色彩や匂いを受け取ることができ、これまでは他人のエネルギーなどを感じることを嫌だと思っていたかもしれませんが、かわりにそのエネルギーに集中をしてその経験がより強いものにできることが確認できた場合にはエンパスとしてのスキルを本格的な超能力にすることができるでしょう。
そうした場合、あなたは文字通り他人の立場に立って、相手がどう感じているのか正確に知ることができるようになります。
その可能性について考えてください。
どれだけの間違った選択や行動、議論などを避けることができるでしょうか? 他の人の間違いから学べることができるようになれば、どれだけ成功することが可能でしょうか。
誰かが嘘か真実のどちらを言っているかわかるとしたら? お金で計算できるものではありません。
あなたのエンパスとしての能力を抑えつけてしまう代わりに、あらゆることを感じるために使う、という選択もあります。
2.自分の感情をマスターするために使う
他人と高レベルに共感できるすごい能力があるのであれば、それをご自分のために使ってはどうでしょう。
現在、自分自身の感情から完全に分断された人が、あまりにも多くいます。
しかしあなたはそうではありません。
他人が感じていることの上に、自分自身の感情も感じるなんてとてつもない重荷のようにみえるかもしれません。
しかし鋭い判断力を育て、自分の感情的な成長に専念することができれば、共感力というスキルはあなたご自身にとって最高のスーパーパワーになりえるのです。
自分自身の感情や考えに耳を傾けて自分に共感することは、自分に対して慈悲心を行使することになります。
それにより他の人とのコミュニケーションのやり方を根本的、絶対的に変えてしまうことができます。
3.あなただけが感じることのできる邪気を変換させる
現在の世界には目に見えないネガティブなエネルギーがありますが、多くの人はその影響を受けています。
エンパスはこのことに気がついています。
たとえばネガティブな会話や行為が起きたばかりの部屋に入った場合、その会話や行為は終わった後だったとしてもエンパスはそこに残留しているネガティブなエネルギーを感知することができます。
エネルギーに対して過敏であることの被害者になるのではなく、まずはポジティブなエネルギーを探し出して、そのネガティブな気を変えてしまえばいいのです。
【具体的な方法】
・トンレン瞑想法(チベットの瞑想法)を行う
・エネルギーの低迷している場所に、エネルギーの高い植物やお花を置く
・そのネガティブなエネルギーに影響を受けたあなたの周りの人たちにとても励みになるような言葉や考えを口にして表現する
もっといい方法?
その状況の中におもしろいことを見つけ出し、皆に話しましょう。
どんな酷い状況の中にでもおもしろい部分がありますから。
笑いを使うことで、そこになかった親しみやオープンな関係を作り出すことができますから。
4.あなたの過敏さを必要とされる才能に変える
自分が敏感すぎると重荷と感じること多いかもしれませんが、発想を変えればそれを自分や他の人のために活用することができます。
・違うシーツを使ったらじんましんがでる
・一部の匂いに対して強い拒絶反応を起こす
【活用法】香料の専門家になり、企業に働きかけて製品から化学物質を除去し、代わりに天然の香料を使用するよう助言する。
・オーガニックでない食べ物を食べると、消化器系が不調になる
【活用法】オーガニックな食べ物の料理人になり、素晴らしい料理を提供する。
・静かな環境でないと眠れない。
・一日の間に経験した匂いや見たもの、音や感情などをリセットするために一人の時間が必要
【活用法】庭園や図書館、瞑想室などの静かな空間を、自分だけではなくて、あなたの才能を必要としていることに気がついていない人のためにもなる場所を作り出す……。
あなたの感受性の強さを活かし、世界の中に心安らかに過ごせる安息の場所を作り出すことで、あなたの強い感受性(共感力)は自分の足を引っ張るやっかいなものではなくなり、自分の人生の目的を全うするためにつかうことができるようになります。
共感力という超能力を良い目的に使う方法は、この他にも無限にあるのです。
【参考】http://themindunleashed.com/2017/02/4-super-powers-highly-empathic-person.html
《ココヘッド さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/wake-up-japan/?c=118390