ハートを開いてハートが望むことを生きていこうーUdaraのイタリアンスピリチュアルライフ vol.16

どんなに環境が変わっても思考回路を変えなければ自分の限られた生活パターンは繰り返され、幼児期に固定化された概念に基づいてそれを現実化し続けるのです。

皆様、いよいよ2016年の幕が開けましたね。

イタリアの年末は友人たちとCenone(大きな夕食)を食べることが多いようです。普段は小食なイタリア人もこの日ばかりは、21時頃から予約必須のレストランでコース料理で年越しをします。ザンポーネ(豚の足の肉詰め)と一緒にレンティッキエ(レンズ豆)という豆料理を食し、これには金運アップの意味があるそうです。また、カウントダウンと同時Spumante(スプマンテ)という発泡酒で乾杯します。

 

さて、私は、毎年、年末年始にかけて新しい一年をどんな年にしたいかを決めるようにしています。

一年の間にやり遂げなければならないことと言うよりはこんな一年だったら楽しそうだなぁと思いを馳せます。そして、今年一年は自分のハートを開いて自分が望むことを生きる一年にしていきたいと思います。

イタリアに来て最初の1年、恥ずかしい=話せない、怖い=心を開けないという葛藤に苦しんだ時期がありました。イタリアで馴染めないのは語学力だと頭では思い込んでいましたが、私に必要だったのはそれ以前にハートを開くということでした。

私は、生まれた家の事情や私自身の仕事の関係で、常に引越の多い人生を歩んできました。30代の頃に数えた時点で13回の引越。新天地に行ったとしても古い思考回路を変えなければ、良くも悪くも同じような環境が繰り返されのだなと今までも実感してきました。

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9000km離れたイタリアに住んだときには、流石に思考回路などに振り回されず、まったく新しい人生がまっているのかもしれないと夢見たものでした。

4年間の歳月を経てその考えは夢でしかないことが確信に変わりました。

どんなに環境が変わっても思考回路を変えなければ自分の限られた生活パターンは繰り返され、幼児期に固定化された概念に基づいてそれを現実化し続けるのです。

仮に輪廻転生が存在したとして何万年のときを超えて生まれ変わったとしてもなのだと思います。逆の視点から言えば、考え方一つでほぼ自分の欲しい環境をどこにでもいつでも作り出せるということです。

昨年から1月からこのコラムを書かせていただきお陰様で1周年になります。今年は自分のハートを開いてハートが望むことを生きていきたい思います。
そのプロセスで起きることをここでも書いていきたいと思いますので今年一年、あらためてどうぞよろしくお願いします。

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