何気なくつけている指輪。その力を引き出す方法をご存じですか?

この理論でいえば、癒しをもたらしたり、パワーストーンなどがついた指輪は左手にはめ、幸運をもたらすようなものは右手にはめるのがいいでしょう。

 

【指輪の起源は結び目だった?】

このように指輪には不思議な力があると考えられてきました。指輪の起源は定かではないのですが、元々は「紐で作った結び目」を動物の骨や木などで再現したのではないかという説があります。紐で作る「結び目にさまざまなエネルギーがこもる」という発想があります。この結び目をつくり「魔除けや病気除け」として身につけていたものが、いつしか指輪になったというわけです。これは、ある意味ではネックレスやアンクレットにも適用できるので、厳密には指輪だけの起源ではないのでしょうが、いつしか指につける形のアクセサリーとして成立していったのでしょう。

 

【指輪をはめる位置で効果が変わる】

指輪をはめる指といえば、結婚指輪は「左手の薬指」というのが有名ですが、実は指の意味には様々な説が存在しています。たとえば、ギリシャやローマの人々は指輪をはめる位置によって身分がきまっていました。この場合、薬指は「学生」を示します。ちなみに、中指は「馬鹿者」ということで、当時は中指には指輪をはめる人はいなかったようです。

結婚指輪が左手の薬指となったのは、この指が「心臓と繋がっている」という思想があったためのようです。こちらは、古代エジプトから伝わったとされており、永遠の愛を誓うという契約的な意味合いを持つ指輪をはめる指として、最適だったのでしょう。また、東洋医学的な観点からすると、薬指には「免疫力をアップする力がある」ともいわれています。さらに、エネルギー的な観点からすると、この指には「過去からの影響が残る」という説もあります。

 

【右手と左手の違い】

また、右手と左手のどちらにはめるかにも意味があります。「左手は受容の手」であり、「右手は能動の手」であることから、「左手の方がエネルギーを受け取りやすく、右手は指輪の持つ力を発揮させる」という説もあれば、「左手は過去のエネルギーをあらわし、右手は未来のエネルギーをあらわす」という説もあります。この理論でいえば、癒しをもたらしたり、パワーストーンなどがついた指輪は左手にはめ、幸運をもたらすようなものは右手にはめるのがいいでしょう。

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【指が持つスピリチュアルな意味】

最後に、ざっくりとそれぞれの指が持つ、スピリチュアルな意味合いを紹介しましょう。

親指……現実的な力、願望成就、強い意思
人差し指……知性、スマートな導き、計画性
中指……直感、霊感、行動力
薬指……恋愛、創造、絆
小指……幸運、秘密、思わぬ魅力

右手と左手の違いについては、前述した内容を参考にして、自分が必要とする指を選んで指輪をはめるようにしてみましょう。指輪は「常に身につけておくことが可能なアクセサリー」ですので、スピリチュアルな意味合いを守って、その力を味方につけることができれば、エネルギーレベルで大きな変化を得ることができますよ。

Ring of legend.
Meaning of finger to put the ring.

 

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