『７つのチャクラが起こす奇跡の循環』寺尾夫美子さんによる全7回シリーズレポート

７つのチャクラ。日常生活の中で、7つのチャクラを自分で感じ取ることができますか？　チャクラというと、身体の中にあるらしい、目に見えないものだけど、チャクラの役割や、活性化するとこうなるらしいという話は、知識としては知っている人がほとんどではないでしょうか。ところが、寺尾夫美子さんの『７つのチャクラが起こす奇跡の循環』全7回シリーズは、1回に1つのチャクラにつき、2時間扱うというスペシャルなワークショップ。

あらためてチャクラとは何かについて、第1回目のベースチャクラの講座を聴いてみると、チャクラは本当に身体の中のエネルギーセンターであり、常に動いているのだということを体感で理解でき、当たり前の日常生活の中でどんな風にはたらくのか、どんな風に活性化し、逆に、どんな風に不活性化するのか。堅苦しい説明書きのような話ではない、チャクラについて活きた話を、リアルに、あまりにもリアルだから笑いもあったり、自分の体験ともリンクしたりと、「ああ、あれがチャクラの体感だったんだ！」と発見できるものでした。

●この身体は地球のもの～地球とつながっているベースチャクラ～

地球という星は、分離の次元をもつ星。それ故に、分光プリズムで太陽の光が７つの色に分離されると同じように、生まれる前、純粋無垢な１つのエネルギーである光の存在だった私たちが、この肉体に宿ったとき、７つの光に分離される。その７つの光のエネルギーが、チャクラ。

7つのチャクラを活性化する、元気にする中で、一番大事なのが第１チャクラであるベースチャクラ。ベースチャクラが活性化していなければ、いくら２～７番目のチャクラを活性化しようとも、充分に活かされていかないとのこと。

なぜなら、わたしたち人間の肉体は地球のもの、地球の一部であり、循環する地球のエネルギーを受け取るのがベースチャクラだから。わたしたちは、地球の一部である身体をいただいているからこそ、１つ１つ分離した７つのチャクラが与える感覚を味わえる。それは祝福であり、それぞれの豊かさを味わっていったとき、はじめて本当の意味で私たちは、この地球で実現したいと願っていることを実現していける。そんな希望が芽生えていく感じがしました。

それでは、ベースチャクラが弱くなっていくと、どうなるでしょう。落とし物をしやすくなったり、つまずきやすくなったり、片付けが面倒くさくなる、片付けられない、疲れたからお風呂に入らないで寝るというように、生活がだらしなくなったら要注意！　これは、グラウディングが弱くなって、地球とのつながりが薄れ、ベースチャクラが弱くなっているサインだそうです。

●感情、創造性 ⇒ 自己実現 ⇒ 愛と調和

第２回目の、セカンドチャクラは感情、潜在意識、無意識、セクシャリティ、創造性のエネルギーにかかわるチャクラで、これらは一つのエネルギーとなっています。だから、１つ、例えば、感情を抑えてしまうと、意識もセクシャリティも創造性も全部抑えられてしまいます。特に日本人は、感情表現が苦手で、感情を抑えすぎてしまい、セカンドチャクラのエネルギーがダウンしがちです。でも、感情丸出しもどうかと思いますよね。どうしたらいいのでしょう。改善には６番目のサードアイチャクラとの連携も大事だそうで、どう改善していくかも、じっくり講座で学べます。

３回目のソーラーチャクラは、自己実現のチャクラ。わたしたちの魂は、生まれる前、高い波動の光の存在であるときは、一瞬で自己実現は完了してしまいます。魂の計画をもって、地球に降り肉体に入ると、一瞬ではなく一生の時間をかけて、日本人なら平均年齢の80年ほどをかけて自己実現をしていくというのが、わたしたち人間だそう。

そして、ソーラーという名のとおり、太陽のエネルギーがソーラーチャクラに吸収されていく、地球と太陽のエネルギー、そして、上から来る宇宙エネルギーとともに、自己実現のための理想をかかげ、行動をしていく源がソーラーチャクラ。だから、みぞおちで感じる、ウキウキ感、心配な気持ち、気になるソワソワ感が、ソーラーチャクラの体感だそうですよ！

４回目のハートチャクラは、愛と調和のチャクラ。これが不調になると、自分がわからなくなり、人に答えを求め、自分のことを探求しなくなっていくそうです。

ハートチャクラは、ベースチャクラから送られる地球のエネルギーと、７番目のクラウンチャクラから送られる宇宙エネルギーの橋渡しのチャクラ。ベースからの、命の土台⇒素直な感情、創造性⇒自己実現があるからこその愛と調和。