チャクラが起こす奇跡の循環

チャクラ

■チャクラは感じるもの

チャクラは解説を読んで理解するものではなく、体で感じ取る、体感するもの。この大きな違いについて説明します。

私がヒーリングを始めた頃は、チャクラの解説本はほとんどなく、数冊の本を頼りに勉強しましたが、 チャクラの働きについて説明はあるものの、どんな感じがするのか、体感して判断するにはどうすれば良 いかなどは示されていませんでした。そもそも、背骨に沿って並んでいる主要7大チャクラについて、どんな働きか、心や精神にどのような関連があるのかなどがざっくりと書かれているだけで、どんな時にどう感じるかなどはありません。

しかし、本を読むにつれて、説明されているチャクラは、私が子供の頃から疑問に感じていた「まるで体が語っているような感じ」とぴったりと合っているのが分かったのです。 それが「チャクラは説明本を読んで理解するもの〜から、チャクラは感じるもの」と、私の中の結論が出たときでした。

そこから進めた研究の成果として、「ヒーリングレッスン(河出書房新社刊)」を纏め上げました。今も売られているロングセラーになったのは、チャクラの感覚を詳しく説明したのが、実は私が世界で初めてだったからでしょう。それまで、難しい理論を読み解き、自分のチャクラは良いのか悪いのか、それを判断する術がなかった人たちに、自分の感覚でチャクラを感じ取り、より良い状態にするにはどうすれば良いかを示したのです。

■人間はエネルギー体

私達の体にはエネルギーが流れています。エネルギーの流れは、常に心と精神と連動し、心で思っていることがエネルギーの流れを示している。その流れが活発なのか鈍いのか。体はいつもそれを示しています。ところが、日常のほとんどを思考で進め、体に対する感覚が鈍化してしまうと、エネルギーの流れどころか、自分の心がどう感じているのかが分からなくなってしまいます。

ここで思考と実際の心との乖離が生まれます。例えば、目の前の問題に対して何を選択するかと考えるとき、思考中心の生き方をしている人は、それまでに得た情報を駆使して答えを出そうとします。 その答えは、状況から判断するとベストであり、現状の自分にとってはそれが一番の道であろうと考えます。

私達は思考する生き物ですから、そのような過程を経るのは別段問題ではありません。しかし、エネルギー循環が落ちている人にとっては、その情報が自分にとって心地良いのか具合が良いのか感じ取る感覚が鈍っており、実際のところそれに対して心が何を訴えているのか掴みかねるでしょう。

そうなると、常に情報を取り込まなければならず、生き方は情報に依存した状態になってしまいます。私達は、外からやって来ることに対し、自分が持っている知識と情報、心が何を求めているのかと照らし合わせそれらを使い分けていく。そうやって初めて、自己一致した生き方が出来るのです。

チャクラ

■チャクラとは魂の能力が振り分けられたもの

チャクラとは、古代サンスクリット語で「回転する輪・渦」という意味を持った言葉です。エネルギーが グルグルと回転しながら出たり入ったりしているところからこの名前が付けられています。 体には大きなエネルギー循環口があり、背骨に沿って縦に7つ「主要7大チャクラ」と呼ばれています。

この7つのチャクラは、太陽の光が三角錐のプリズムを通すと7つの色(虹)に分散されるように、生ま れる前の無垢な魂が肉体に入ったとき、7つの要素となって分離します。その7つの要素は、人間として生きて行くときに大切な感覚で、生存本能から霊的な成長の感覚まで、人生の様々な場面で働きます。 例えば肛門の少し前にあって、命の生存に関わるエネルギーを循環させるベースチャクラでは、まさに命 の危険を察したときには一気にエネルギー循環が活発になり、本能的に身を守る感覚が発動します。

とっさの反応、瞬間的に身を守る感覚は、思考で判断出来ることではなく、エネルギーが動くことで起こります。このエネルギー反応が、情報を基準とした思考で生きる習慣が固まっていると、起こりにくくなるのです。 何事も、外からの情報が判断基準となり、常に一拍おいて思考が前面に出て決めていくような生き方をしていると、魂がチャクラに託したすべての可能性・能力・才能を使わないままになってしまうのです。これは宝の持ち腐れ、魂にとっては生まれて来た目的を生きているとは言えない状態です。

では、どのようにすればチャクラの循環を高め、魂に託された可能性を生きることができるのでしょうか?


■チャクラとエネルギーの動き

少し専門的なお話になりますが、体の感覚と思考との関係について説明します。 チャクラからのエネルギー循環は、背骨を起点に肉体の中を流れ、体を抜けてオーラの端まで朝顔状に広がっています。お臍の4〜6センチ下にあるセカンドチャクラから、眉間にあるサードアイチャクラまで、体の前後に広 がっています。

ベースチャクラは地球に向けて、頭頂のクラウンチャクラは霊界・天界に向けて、この二つが天と地を結 びその中心に肉体が位置することになります。オーラの端にあるエネルギーも、体に入ると背骨を通って循環します。そのため、チャクラの感覚は脊椎反応として起こり、思考の回路には乗りません。

自然に呼吸していれば、通常脊椎反応として自分の心を感じ取り、そのとき必ず体では何らかの変化が感じられるはずです。高いビルの上から下を覗いたときに、お尻のあたりがきゅ〜っと縮みあがるような感覚は、まさに命の生存に関わることが起こり、ベースチャクラが活性化しているのです。

このような体の変化は、日常の様々な場面で起こり、それが「まるで体が語っているような感じ」として 私達は認識するのです。 さてここで、思考型の生き方をしていると、チャクラが知らせる心の動きを拾うことなく、情報重視で思考し、エネルギーはチャクラからオーラの端まで広がることが封じられ、停止状態となります。まるで水道の蛇口が閉められたみたいに、エネルギーの循環は著しく鈍化し、それに代わって頭脳周りに エネルギーが停滞し、肉体の感覚はどんどん鈍くなっていきます。

終いには、首から下のチャクラにはエネルギーがほとんど循環しなくなり、心が何を感じているのか自分でさえ分からなくなるのです。何より、魂に託された能力は使われる機会を逃したままになります。

チャクラ

■チャクラが元気になるってものすごく気持ちいい!

今回の「チャクラが起こす奇跡の循環」講座は、エネルギー循環を落としてしまったチャクラに刺激を与え、チャクラに代わって頑張り続ける思考の再教育を行うのが目的です。

思考は、生まれてから現在までのたかだか数十年の間に取り入れた情報を元になされますが、チャクラに保たれた魂の情報(記憶・知恵)は、すべての転生で得たこと、今も降ろされている英知の源からの導きを受け取る働きなど、人間の知識をはるかに超えた知恵を使いこなすことができるのです。チャクラに存分なエネルギーが流れると、魂が託した才能が否が応でも開いて行きます。

興味を持つ機会 が増え、手に掛けることの完成度が上がる、迷いが起こっても心から望む選択をすることが叶い、その毎日は生きている喜びに満ち溢れた自分になるのです。 転生して来た自分という存在がどれほど素晴らしいか、そして自分を生きることがどれほど幸せで心地良いか。チャクラが元気になるとは、自分を大喜びで生きる! 皆さんにその喜びを取り戻していただきたいと願っています。

■チャクラが起こす奇跡の循環

チャクラの活性化は、闇雲に好みのチャクラだけを刺激すれば良いのではありません。命の生存に関わるベースチャクラで、肉体の健康を図る地球のエネルギーをたっぷり汲み上げて、背骨を 通して下から順に活性化するのが、全チャクラの調和を図る手順です。そのため、今回の講座では、7つのチャクラの調和を目指し、ベースチャクラから順に一回毎の講座を行います。

途中から受講されたい場合も、アーカイブでベースチャクラから順を追って合流を図って下さるのが望ましいです。チャクラは調和することが基本。調和してこそ、心と体と精神の統合が叶い、波動が高まることになるからです。但し、充分にチャクラの活性化を勤めて来ておられる方には、ピンポイントで一つのチャクラだけ受講されても問題はありません。ご自身で調和を図る取り組みをお忘れなくお願い致します。

全7回の講座で、来年の春まで続く長期講座です。ひと月毎の取り組みで次へ進んで行ける、ご自身で受ける目的・目標をしっかりと定めて参加していただくと、皆さん自身のお導きも大活躍するでしょう。どうぞお楽しみに!

★イベント情報

2024年11月4日(月祝)スタート「7つのチャクラが起こす奇跡の循環」全7回

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