占いとは色々な方法を使って自分の運勢や未来を見て行くものです。
その種類も、星座占い、四柱推命、九星気学、手相、タロット占い、六世占星術など、無数にあります。
毎年この1年の占いについて書かれた本も多く出版されているので、これらを利用すれば、自分のこの1年の運勢の流れを予測することもできるでしょう。
あるいはトランプやタロットなどのカードやツールを使って、自分で占うことも可能ですし、または霊能者を訪れて透視などで見てもらうこともできます。
しかし占いに振り回されるのではなく、上手に占いを人生に取り入れるにはどのようにしたらよいのでしょうか?
本などを参考に自分で占う
先にも述べたように、数多くの占い方法がありますが、まずは自分がしっくりくるものを探してみることです。
たとえば、2000年10月1日に生まれた人であったとしても、四柱推命、九星気学、星座占いで自分の今年の運勢を占うと、すべてどこかが違うはずです。
気に入ったものをどれか1冊読んで参考にするのが簡単ではありますが、できれば違う種類の占い本を2冊か3冊くらい目を通し、そのすべてから総合的に判断するのが賢明かと思います。
ひとつの占いでは、「今年は最悪!」と出ているかもしれませんが、もうひとつの占いでは、「今年は頑張ればよい結果がでる年」と出ているかもしれません。
こういう場合は、とんでもない1年になるんだと思わずに、よく気をつけて頑張れば、それなりの毎日を送れるんだ! と解釈してよいかと思います。
占い師の選び方
では、占いを誰かにしてもらうときには、どのようにすればよいでしょうか?
「占いの館」のようなところに行けば、占い師さんの紹介がどこかに書かれてあると思うので、それを見てピンときた人のところに行ってみましょう。
ただAさんが見てもらうと、「すごくよく当たってた!」という場合でも、自分が行ってみると、なんだか違うように思えることもあるでしょう。
それは占い師さんと見てもらう側の波長が合っているか否かによるからです。
お互いの波長がうまく合うと、占い師さんも答えも引き出しやすくなるからです。
ところが、その人と波長が合わないか、あるいは自分が心を閉ざしすぎていると、占い師さんも読みづらいので、的を得た回答をしてあげられないこともあります。
もうひとつ大切なのは、占い師さんが「あなたは絶対にこうするべきです!」とか、決めつけた言い方や、コントロールしようとしている感じがある場合は気をつけましょう。
良い占い師さんは、決してあなたをコントロールしようとはしません。
なぜ今あなたがそのような状況にあるかの説明をしてくれ、今後のアドバイスは与えてくれますが、決して強制はしないはずです。
つまり占い師は魔法使いではありません。占いによって、あなたの人生をどん底から頂点まで救い上げることはできません。単なるアドバイザ―にすぎないのです。
占なってもらうときの注意点
占いに来る人の中で、どうしても自分の好きな答えを言って欲しくて、なんとか占い師を誘導しようとする人もいます。
あるいは自分の聞きたい答えを言ってくれるまで、占い師を色々渡り歩く人もいます。
結果的には、自分が聞きたい答えをくれる占い師にたどり着けるかもしれませんが、それはあなたが受け取るべき本来のメッセージではありません。
また「テストで何点取れますか?」と質問されたら、占い師は「100点!」とは、まず言わないはずです。
もし100点取れるとわかったとしても、それを言ってしまうと、言われたほうは「満点取れるんだ!」と安心して、勉強をしなくなって70点くらいしか取れないかもしれません。
占い師は全ての結果を教えず、その人が自分で学ぶチャンスを与えることで、以後同じ失敗をしなくなるように導く、そういう役目も担っているはずなのです。
聞きたいと思う、都合のよい答えだけを取り入れていたのでは、自分自身の成長にはなりません。
ヒントとなるアドバイスをもらい、それをどう使うか自分で考えてみるべきなのです。
そして結局は、占いがあなたを変えるのではなく、あなた自身があなたの未来を自分で素敵に変えることができるのです。
ホームページ:https://tarotreiko.amebaownd.com
《伊庭野れい子(いばのれいこ) さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/tarotreiko/?c=153236