神が知らせた自分らしさ……「あなたと私は違っていい」 自他境界線の引き方を似合う色から聴く

色は気づいていない「肌に込められたメッセージ」を聞き取るものです。

自分と他人が同じではない、そうきちんと理解することは案外難しいのではないでしょうか?
例えば、親子でもかなり性格が違うケースは珍しくないのですが、母親が自分の思うように子どもが言うことを聴かず、反発して「なんで?」という想いを抱くことが当たり前にあります。

この状態に母親が悪いとか子どもが悪いのかと論争しても意味がありません。

 

あなたと私は違う……からこそ存在の価値がある

日本人は自分と周囲が違う事を極端に恐れる習性があると思います。
周囲に気を配り協調性を発揮することは大いにいいことですが、それは個性を押し殺すこととイコールではないはず。
でも、個性を発揮すれば周囲に迷惑をかけることなのだと勘違いしている人は大勢いると思います。

このような方は主張か我慢かという2極思考しかなく、どちらでもない「あなたはそう思うんですね。」という、私はそう思わないけれど、あなたはそうなんだという「違い」を受け止める感覚が麻痺しているのでしょう。

Aが正しいならBはバツだとしてしまい、両方が存在するのは認められない感性では、文化や民族を越えての交流などあり得ない窮屈な世界に住むしかなくなります。
違うからこそ自分の個性を自覚出来るという解釈を忘れたくないですね。

 

違うことで他者への理解を深め、愛への流れをつくる

あなたとは違う、違っていい、なぜなら私は私だから。他者と意見が違うことを恐れないメンタルを地球上全ての人が持てたら素晴らしいでしょう。
こう言うと次元の低い人はすぐ恐れを根源とした想いを抱き始めます。
「え? だってケンカになるじゃん。」
「意見が合わないから無視したり、人を傷つけたり、イジメが起きたりするんじゃない。」

これは、自分と違う意見や想いは認められないという次元の低い思慮のない人の考えであり、自分とは違う意見でも共存できる方法を建設的に考えるのが、次元の高いまともな人間の発想です。
もちろん多くの話合いや議論も必要でしょうが、それを恐れず合流点を求める想いこそ、愛を流していく流れをつくっていく人間らしい努力と言えるでしょう。

 

境界線の引き方を色からみる

では、自分と他者の境界線をどう引き、個性の違いをどう見るか?…… これを知るために「色」は大きく貢献してくれます。

似合う色はあなたの肌の中に秘められたあなたの個性の情報です。
決定的な違いは、肌色のベースの違いであるブルーベースかイエローベースかの違いです。
ブルーベースは肌色に青みが多く含まれるタイプで、イエローベースは黄色がたくさん含まれるタイプです。
極簡単な違いを例えれば、ブルーベースはシルバーが似合い、イエローはゴールドが似合います。
この違いは、次号に詳しくお話致しますが、心理的に言えばブルーベースはロジカルな意識か強く、イエローベースはパッションが根幹的なエネルギーになっています。

そこに更に心の筋力による違いからくる反応の差異が下記の様に絡みます。
たとえて言うなら…… それ、キライ
それ、意味がない
それ、得しない
それ、つらい
それ、わずらわしい
それ、無駄
あなたは、どこに一番反応しますか? この反応は思考で押さえることはできませんね。
自動で優先順位があなたの中にあるはずです。

このように気づいていない部分(肌に埋め込まれたメッセージ)と、自分で反応を感じ取れる、生後使ってきた心理的筋力の絡みであなたの個性は成り立っています。
色は気づいていない「肌に込められたメッセージ」を聞き取るものです。

 

境界線の引かれた4つの区分から自分の特質を吟味する

肌に込められた情報は4つのシーズンカラーという区分で説明されているものが、最も解りやすいと私は思っており、その4つの違いをきちんとお伝えして理解していただくようにセッションをしているわけですが、肌に込められたメッセージなど存在すると普通に人は思っていないので、衝撃的かもしれません。
この情報を知っただけでも自分と他者の意見や好みが違って当たり前だと思うでしょう。

私とあなたは違う……当たり前なのにその違いを観ないように生きたところで、紛争を引き起こすばかりです。
違って当たり前……、で、どうする? と模索していく姿勢が生きる姿ではないでしょうか?

次回は、この肌に込められたメッセージの中身をお伝えしていきます。

 

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