トリニティウェブ読者の皆さま、はじめまして。この度、こちらで連載することになりました、魂を浄化するソウル・セラピストの上田佳穂です。どうぞよろしくお願いいたします。
自分を愛すると、どうして内なる神とつながれるの?
内なる神である魂のまわりには、自分自身の思考や感情だけでなく、両親や先祖代々の思考や感情、過去生からの思考や感情など、様々な想念が折り重なってふり積もっています。
だからこそ、わたしたちの心は、いつも思考や感情で忙しく、平穏な心の状態でいることは、とても困難に感じます。それが、自分を愛することで、魂にふりつもっている思考や感情を浄化することができるのです。
自分を愛することは、道具もいらなければ、資格もいらず、誰にでも簡単にできること。愛することで、自分の魂のまわりにある思考や感情を浄化して、内なる神とつながれる方法を、こちらでご紹介していきたいと思います。
自分を愛するって、具体的にはどうすればいい?
「自分を愛しましょう」という言葉。スピリチュアルの世界では、よく聞く言葉ですので、当たり前のように感じますが、自分を愛することを知らない人からは、「具体的にどうしたらいいの?」と聞かれることがあります。
【自分に愛していると伝えること】
まずは、実際に、自分に向かって「愛してるよ」「愛しています」と言ってみましょう。ただ言うよりも、両手を胸に当てて、「愛しています」と言ってみたり、自分で自分をハグして「愛してるよ」と自分に伝えることで、より自分に愛が伝わりやすくなります。
【どんな気持ちも寄り添って受け入れること】
自分に「愛しているよ」「愛してます」と言っていると、自分の心の様子が伝わってきます。なんだか今日はモヤモヤしているな、イライラしているな、孤独を感じて寂しいな、あの人嫌だったな、今日は楽しかったな、など、自分の心の様子をそのまま感じてみましょう。
心の様子が伝わってきたら、「そうだね、モヤモヤしているね」と寄り添ってみてください。気持ちに寄り添ってもらえると、心がほっとします。心がちょっと緩みます。そうしたら、今度は、「何にモヤモヤしているんだろうね」「あの時言った言葉が気になってる?」「それとも、あの人の態度が嫌だった?」と、心にいろいろ質問してみましょう。
「こうだよ」とふと浮かんでくることもあれば、あなたの質問が当たっているとモヤモヤがスッと小さくなります。モヤモヤが小さくなったところで、その感情や思考に、「愛しているよ」「愛しています」と声をかけてみてください。そうすると、その感情や思考も浄化されて、心が静かになっていきます。
【どんな醜い自分が見えても否定しない】
心と対話するときに大切なのは、どんな醜い感情や考えがでてきても、それを否定しないことです。たとえば、「あんな失礼な人、あり得ない!」という怒りが出てきたときに、「でも、あの人にだって、いいところもあるんだから、そんなこと言ってはいけないよ」とか「怒ったらいけない」と自分の声を否定してしまうと、心の声は浄化できません。
内なる神とつながりたいと思うからこそ、「人を悪く思ってはいけない」とか「誰のことも受け入れられる人になりたい」と思って、醜い自分を否定したくなる気持ちもわかりますが、浄化するには、自分の中にあるものをただあると認めて、すべてそのまま受け入れることが大切なのです。
【自分にたっぷり愛をかける】
自分の心と対話して、愛をかけて、心が静かになってきたところで、もう一度自分に向かって、愛をかけていきましょう。「愛してる」「愛してます」「愛してるよ」と声をかけていくうちに、自分の内側が明るくなったり、暖かくなったりしてきます。
そうしたら、さらに、心の奥にいる魂に向かって、「愛してます」と声をかけてみてください。たっぷりとあなたの愛情を注いでください。あなたの内なる神である魂が、あなたの愛に満たされていくとイメージしてください。初めのうちは、何も感じられなくても、続けていくうちに、必ず変化を感じます。
もしあなたが、今まで魂を全く意識したことがないのでしたら、魂を感じるまでには、多少の時間がかかるかもしれません。それは、食べ物に全く気を遣っていなかった人が、毎日の食事を変えることで、いつの間にか気づいたら体調の変化が感じられるようになっていたというのと、似ています。
いいものを食べたその日に体が健康になるわけではないですが、1ヶ月・2ヶ月と続けていくうちに、疲れにくくなり、いろんな不調が気づいたらなくなっているのと同じです。
毎日のあなたの愛の積み重ねが、あなたとあなたの魂をつなぐ道を作ります。自分を愛して、魂とつながって、魂の望む人生を歩んでいきましょう!
ソウル・セラピーHP:http://www.soul-therapy.jp
ブログ:http://ameblo.jp/soul-therapy/