ボイジャータロットと関連する数字について〜ビジュアライズすることが大切

ボイジャータロット国際認定ティーチャーの椎名マキです。

ボイジャータロットには、今までのタロットとは違った印象を持つ方が多いのではないでしょうか?
それは、鮮やかであり芸術性の高い写真のコラージュが目を惹くのだと思います。

 

ボイジャータロットの作者のジェームス氏は「ビジュアライズすることが大切なのだ」と伝えています。

写真のコラージュにすることで、視覚から情報やメッセージを取り入れることが出来て自己実現や願望達成には最も早いそうです。

その中でも、数字はわかりやすいメッセージとも言えると思います。
大アルカナのカードの上に書かれているアラビア数字や、小アルカナにある数字の単語は、シンプルに受け取れるインスピレーションやメッセージです。

例えば「1」のマジシャンのカードには、思い描くビジョンを具現化していく為の方法がカードの中描かれています。
数字に注目してみると、「1」は始まりやスタートを表しています。
時期としては何かを始動させていくのに適した時であり、気質的には1の数字を持っている人はリーダーシップをとれる人でアイデアを形にしていくのが得意です。
無から有を生み出す力があるので立ち上げたり企画力がありますが、継続や拡大は苦手です。
その形にしたアイデアを完成させて成し遂げるのは職人肌の「7」や、まとめ上げていく「9」の人が得意ですし、拡大させていくのは「8」の人が得意なのでお願いしたり一緒にやると上手くいくでしょう。

カードを引いた時に「1」からの直感で、「1月にやったらいいんだな」「1番初めに考えたことに決めよう」「1年位のスパンで考えていこう」等々のメッセージを受け取ることが出来ます。

それと、「10」は運命の輪のカードになりステージアップやチャンスがやって来るといった意味がありますが、一桁になるまで足すと1+0=1で「1」にもなります。
だから、「10」の中には「1」の要素も含んでいるのです。
数秘学では1~9までを扱いますが、タロットは「0」もあるのでカード的には10は「1」と「0」を含んでいると言えます。

このように、カードの意味からメッセージを受け取る中で、数字についても理解しているとより深い気づきや豊かなリーディングとなっていきます。

 

数秘学はその数字を持っている人の傾向や資質を読み解く、統計学と言われています。

感性や感覚的な占いのイメージに対してよりロジカルな側面が加わり、受け入れやすくなるかもしれませんね。

ボイジャータロットと数秘の両方にいえますが、過不足は無いという基本的な考え方があると思います。
「私には○○が足りない」と思い悩むことはなくて、78枚のカードの要素すべてが人には備わっているのです。
その中で得意、不得意な部分があり、不得意な所はまだ活性化されていないだけなので、その部分を意識的に使っていけば良いのです。

数秘でも自分の持つマイナス部分にフォーカスするのではなく、もっている数字をどの様に使って活かしていくのか、ネガティブに偏らないようバランスを保つなど、元々持っている数字からの未来は変えていけるのです。
数字自体に良い悪いは無く、すべての数字を使うことが本当は出来るのです。

無いのではなく、もうすでに有る。

この点が腑に落ちていると、外に求めることにエネルギーを使うことなく、自分の中にある可能性に目を向けて人生を切り開いていけます。

その他にもボイジャータロットの中にはエレメント、占星術、易経、シャーマニズム、クリスタル、カバラ、象形文字などの多くの叡智が散りばめられています。
様々な分野からのメッセージを受け取って、ボイジャータロットというツールを使い問題解決や自己実現をしていくことが出来れば幸いです。

ボイジャータロット国際認定ティーチャー:椎名マキ

 

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