Out with the old, in with the new.Part 9 〜空気の流れを変えて幸運のエネルギーを得る〜

いじめの原因が空気なのだとすれば、その空気は変更してしまいましょう。

 
 

たまたま読んでいた本の中に「いじめの原因は空気だ」という趣旨が書いてあって、なるほどと思えるところがありました。

「太田君をいじめているのはな、空気だ。(中略)太田君はいじめられる人だってみんなが思ったら、それが空気になる。人は空気を読む癖がついているから、空気にさからいたくないと思う。それが太田君を苦しめている」 (「りんどう珈琲」古川誠 著、クルミド出版、第7話 p.66-67)
いじめと空気(雰囲気)の関係は納得するところがあります。そのエピソードを読んだら突然、小さい頃にいじめにあった記憶が甦ってきました。

よくテレビで報道されるような陰湿ないじめでは無かったのですが、その時はクラスの全員が僕に反対してとてもみじめな気持ちになりました。それまで仲が良くて友達だと思っていた人までも反対して、あの時の事を思い出すといじめだったのだろうと思えます。

その時の状況をを考えてみても、なぜそうなったのか原因らしい原因や理由が思いつかないのです。それでも「空気がそうさせた」と言われれば納得するところがあります。

 

人間の身体の周りにはオーラという空気の層があります。

オーラは電磁場であり、磁石の作り出す磁場を思い浮かべると大体近いものです。

その中にネガティヴな要素がある思いや、感情などというエネルギーが入ってしまうと、何となくその場の雰囲気や空気が重くなってしまいます。電磁場の中を流れる電子などの流れが阻害されてしまい、気の流れが悪くなってしまうからです。

そしてそれは空気だけに影響を及ぼすのでは無く、身体の中や健康にも影響を与えてしまいます。はっきりとは分からなくても何となくそんな空気を感覚で感じて、いじめになってしまうのかもしれません。

もし「いじめの原因は空気」なのだとすれば、空気を変えれば、そういった状況を変える事が出来るわけです。
それでは、「その空気を、どのように変えていけば良いのでしょうか?」

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それにはまず目を瞑って心を落ち着かせて、自分の抱えている思いや感情を見つけていくのが大切です。

普段の生活の中では「自分は正しい。間違ってない」と思い、ネガティヴな感情など無いと思いがちです。しかしそういったネガティヴな思いは誰でも持っているものです。それを客観的に見て、自分のオーラや心を細かく分析していくのです。

ネガティヴな感情や困った事、そして悩んでいる事柄が見つかったら、それを風船のように思い浮かべて手の上に乗せていきます。そしてそれを手から放して、手放していくのをイメージしていきます。すると何と無く自分の気持ちが軽くなって楽になっていくのに気がつくと思います。その時に空気が変わるのです。

「得るは捨るにあり」と言いますが、手放す事によって「幸運」がやって来ます。苦しみや悩みを手放した後に、ゴールド色の「幸運の光のシャワー」がオーラや身体に降り注いでくるのをイメージすると、本当に幸運な出来事が訪れてくるのです。

新しい気づきが出てきて、それまで解らなかった事柄が理解出来るようになったりインスピレーションが働いて思いがけない嬉しい出来事があって、思わぬ幸運が転がり込んできたりします。

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そんな幸運な出来事を受け取れるようになったら、幸運を誰かに分けてあげましょう。そうするともっと大きな幸運が受け取るようになります。

幸運をおすそ分けしたい相手の事を思って瞑想すると「幸運のエネルギー」が相手に流れて、そして自分自身にもそれまで以上の幸運が流れてきます。
そうして幸運を人におすそ分けしていくと、自分の周りの空気がすっかり変わっているのに気がつくでしょう。

 

上田サトシ

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