重要な転換期
8月に入り、運気の流れは「陽」から「陰」へと移っていきます。陰と陽の転換は、中国哲学や道教において重要な概念です。暑さから寒さへ、夏から秋へなど、万物が常に変化したり対立する要素（陰と陽）が互いに影響し合い、バランスを保ちながら循環することを示しています。この概念は「陰陽説」として、自然現象、人間関係、健康や思考など、あらゆる領域で用いられています。
陽は、能動的、明るい、暖かい、男性的、外向的、動的な特性を持ちます。陰は、受動的、暗い、冷たい、女性的、内向的、静的な特性を持ちます。
7月まで能動的に行動していた物事が、8月に入ると受動的な流れに変化し、その物事の結果が出る、その結果を受け取るという現象に変わります。８月７日以降、運気がガラッと変わる最後のタイミングにいままでのあなたの心に掲げていた目標など、いま一度チェックしてみましょう。
変化を感じとる
物事を実現するためのパワーは、いくつかの重要な要素から成り立っています。何を達成したいのかを具体的に定めることが大切です。自分の心に集中することで、目標が明確になり、モチベーションも高まります。どんな困難があってもやり遂げるという強い意志が必要です。自分自身の内なる動機を見つけること。そして、常にその意志を持ち続けることが大切です。
陰と陽は対立する要素ですが、互いに依存し合い、一方がなければ他方も存在しえません。例えば、昼（陽）がなければ夜（陰）は存在せず、逆もまた然りです。陰と陽は絶えず変化し、相互に転化します。自然界や人体は、陰と陽のバランスが保たれることで調和が保たれます。このバランスが崩れると、不調や病気が生じると考えられています。
サイキックパワーで現実を引き寄せる
陰と陽のバランスは静的なものではなく、常に動的です。変化の中でバランスが維持され、動的な調和が生まれます。すなわち、思考と感覚のバランスがサイキックパワーを最大限に引き出すのです。いままでの行動と、現在の思考、振り返りと集中、そして、陰と陽が混ざり合っている現在の時の流れのパワーにしっかりと乗ること。
また、変化した自分自身、自分がいる環境、そこから宇宙までとどんどんイメージを発展させることで心の中にも変化が起きます。これらの要素を組み合わせて活用することで、物事を実現するためのサイキックパワーを最大限に引き出すことができます。
一度にすべてを成し遂げることは難しいかも知れません。毎日少しずつでも前進することが、大きな目標に到達する鍵となります。陽から陰へと移り行くこのタイミングに乗り遅れることなく、宇宙からのギフトを思い切り受け取り、なりたい自分になりましょう。
以上
