ココロセラピストが語る! 『心理分析とか難しい事を言わずして簡単に人を見抜く方法』とは?

人間関係と言うものは必ずしも100%思い通りになるわけではありません。 時には不本意でも関わらざるを得ない相手と出会ってしまう事もあると思います。それをせっかく早期に見抜けたら、関係が悪化する前に対策を練った方が良いです。

【人を見抜く人たちって?】

人を見抜く。そのようなことを意識した事はありますか。
また、人を見抜く人と言うと、どんな人を連想するでしょうか。
マンガやドラマでお馴染みの、犯罪者をズバリと言い当てるプロファイラーでしょうか。それとも、学校や就職の試験の面接官でしょうか。それとも高級クラブのママでしょうか。
スピリチュアル系の方でしたら占い師や霊能者などをイメージしたかもしれませんね。
なんにせよ、常人離れした特殊スキルを持った人を想像したのではないでしょうか。

 

【人を見抜けた方が良い理由とは?】

人を見抜けたら、なんかカッコいいですよね。ところで人を見抜けるメリットって何でしょうか。本能レベルで考えるならば、自己防衛のためですよね。

人を見抜けなければ、危険を察知できなければ、敵に隙を与えてしまいます。
敵ではないにしても、変な人と関わりを持ってしまったらトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
危険な人を察知できれば危険を回避することが出来ます。これはとても重要なことです。
残念な事に、世の中には詐欺師などの悪質極まりない人たちも一定数は存在しています。
犯罪に巻き込まれないためにも人を見抜くのは大事なことです。犯罪ではないにしろ、仕事の取引先やお客さんを見抜けた方がリスクは少なく済みます。

自己防衛はもちろん大事です。
それ以外にも、自分にとってより良い状況を作れるというのも人を見抜けた方が良い理由の1つです。恋愛でも仕事でも「うわ……相手選び、間違えちゃったかな……」となって凹んでしまうより、自分の幸せ度や仕事の効率やモチベーションをアップしてくれる相手を見抜いて積極的に関わった方が断然良いです。
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【人を簡単に見抜く方法とは?】

人を見抜くのはプロファイラーやその他特殊スキルのある方ではなくても可能です。
場合によっては、あなたの動物的直感も案外頼りになるかもしれません。

人を見抜くと言うのは、相手がどんな人物なのか、今後どうなって行くかを予測すると言う事です。
細かい事はわからなくても、その人がどういう人なのか、おおよその予想が出来ればそれだけでも充分役に立つはずです。

見抜き方は、普段のその人を見る事です。

たとえば服装等が分かりやすいと思います。オシャレかどうかも大事ですが、清潔感があるかどうかもかなり大事なポイントです。
いつも同じ服を着ている人っていますよね。
いつもTシャツを来ている人がいるとします。
「動きやすい服が好きなのかな?」とか「ラフな格好が好きなのかな?」とか思うと思います。
キレイなTシャツを着ている人ならオシャレな人です。
しかし、ボロボロだったりシワシワだったりするTシャツを毎回着ている人は問題アリです。無頓着なので少々抜けているところがある可能性があります。

この手のタイプは就職の面接でスーツこそ着ていても、うっかり靴が皮靴ではなく汚れたスニーカーだったり、ボロボロのリュックサックを背負っていたりしてしまい、しかもそれに気づいてすらいません。
これでは、受かる面接も受からなくなってしまいます。
その場だけ取り繕おうとしても、案外ボロが出てしまうものです。当然仕事だけでなくデートなどでも同じ失敗をしてしまう事でしょう。
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何故、そう言えるかと言うと、人間は習慣の生き物だからです。
普段の習慣、小さな積み重ねが将来に大きな影響を与えるのです。人間は基本的に急には変わりません。

「それでも根は良い人だから…」と思うかもしれません。
しかし、それは既に親しい間柄だから知っている事なのです。その人のことをわかっていない人から見たら、不潔な人と思われる可能性が高いことは予想出来てしまいます。

人間は相手に与えるイメージで人生が大きく変わって来ます。
そう考えると、悪い人では無くても王道の人生を望んでいるとしたら不利になってしまうと思ってもあながち間違いではないと思います。

服装に限ったことではなく、普段の言葉使いも、人を見抜くポイントになります。
フレンドリーに砕けた話し言葉で話していたとします。その時に、ネットのスラングを多用していたり、体育会系敬語ばかりを使っていたりする習慣があると、少なくともエリートにはなれないだろうな、というヴィジョンが見えてくると思います。

類は友を呼ぶので、そうなるとその人の周囲も似たり寄ったりの人が多いのだろうなと言うことも見えて来ます。

という具合に、ちょっとしたことで人物像がリアルに浮き彫りになってきます。

ただし、これは一面にすぎません。相手をある程度簡単に見抜くことは可能です。
しかし、本当の意味で相手がどんな人間なのかを見抜きたいときは、じっくりと時間をかける必要があります。人を見抜くスキルは参考程度にとどめてください。

 

【人を見抜く事も大事ですが、その後の出方が重要です!】

人を見抜いて、危険を察知し、お互いに『Win-Win』、『Happy-Happy』になれそうな人と接して末永く御縁を紡いでいけたら良いですよね。

そこで、少し注意点があります。
相手が自分と接して行くには微妙な人物であると判断した場合についてです。まったく関わらなくても差し支えない相手であればスルーすれば良いと思います。

それだと「自分が気に入らない相手は片っぱしから排除すれば良いと言う考え方は良くないですよ!」と反射的に激怒する方もいらっしゃると思います。確かにその通りだと思います。

しかし僕が言いたいのは全員に対してではありません。
関わらなくても実害がなく、相手にも迷惑がかからない相手ならスルーで良いと言っているのです。わざわざ関わる必要性もありませんからね。
相手を軽視してスルーしなさいと言っているわけではないので気をつけてください。

人間関係と言うものは必ずしも100%思い通りになるわけではありません。
時には不本意でも関わらざるを得ない相手と出会ってしまう事もあると思います。それをせっかく早期に見抜けたら、関係が悪化する前に対策を練った方が良いです。
相手と出来るだけ揉めず、不必要な争いをしなくて良い方法を探したり、出来れば仲良くなったりする方法を考えてください。
きちんと人を見抜けると言う事は、相手との関わり方に一歩リードできると言う点を忘れないでください。

心の底から関わりたくない相手の場合は、手段を選ばずとにかく縁を断つことも大切です。
しかしそれは最悪の場合です。

大切なのは、相手を見抜きつつ相手を尊重し敬意を払い、そして想い遣ることです。相手を想う気持ちを持って接して行けば、きっとあなたの人生はより豊かになって行くでしょう。
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