恨む気持ちは化け物になる〜日常生活の中で簡単にできる「身近な開運術」

恨む

②「加害者」と「被害者」は鏡のような存在
・恨む側のストレスの原因がどこから来ているのか?本人が向き合うことをしなければ、再び大爆発を繰り返します。
その行為はやがて「加害者」という化け物へと脱皮していきます。
・被害者となる当事者にとっては、自問自答をはじめても答えは出ずに苦しむことになります。
・こうして「加害者」と「被害者」の立場が出来上がりますが、両者が明日立場が逆になるかも知れないもろさもあります。

③相談できない時間が心を蝕んでいく
・被害者の多くは、すぐに相談できずに、辛くしんどい時間を耐えなければいけません。
・相談できなければ、気持ちの奥底へ仕舞うしか方法はありません。ですが、理不尽な出来事はふとした瞬間に蘇ってきます。
・この作業を繰り返しながら過ごしていくと「悲しみと共に憎しみ」が生まれてきます。
・湧き上がる感情を恨むことで、心の平穏を得たような錯覚を起こすようになります。
・錯覚は感情を麻痺させる作用を持っています。
・麻痺すると問題が起きても、解決するのではなく、逃げることへエネルギーを注ぐようになります。
・同時に「相手を強い言動で押さえつける技」を身につけるようになります。
・目の前で苦悩する相手の姿を見ると快感に似た高揚感を得られるようになります。
・「このやり方は正しい、自分は間違っていない」「なぜなら私は被害者なのだから」と持論を展開するようになります。
・こうして、被害者から「悲しい心の完成品」へと変化を遂げるようになります。

④理解者は他人でもいい
・「悲しい心の完成品」になる前に、たった一人でいいから「気持ちを理解してくれる人を探すことが大切」です。
・必死に助けを求め声をあげると、声は言霊となり理解する人の心に届きます。
・最大の理解者は、血の繋がった家族でなくてもいいと思います。
・理解してくれる人との出会いによって、心は癒されていきます。

恨む

⑤追い詰められると化け物になる
・理解してくれる人との出会いがなければ、次第に心は追い詰められていくようになります。
・追い詰められると「現実逃避」したくなります。
・現実逃避は妄想の世界へと誘われていきます。
・行き着く先は、出口のない迷宮の世界。
・気がつけば、悲しみは干からびて「憎しみ」の衣を纏い「化け物へと変貌」を遂げていきます。

⑥化け物は死ねが口癖
・何か気に食わないこと、気に触ることがあると、人に対して「死ね」の毒を吐くようになる。
・意味もなく「死ね」と同時に手が出てくるようになる。
・手が出てエネルギーを使うようになると、考える余裕はなくなるので「死ねの言葉は加速する」。
・いったい誰に対して「死ね」というのか?それは自分自身に毒を吐き捨てているんだと思います。
・出口が見えなくて「死んだ方がマシだと」。

⑦彷徨える恨む気持ちを救う方法とは?
・化け物になると「念」と飛ばすようになるので、止めようとすればするほど暴走します。
・基本的には、止めることができません。
・唯一の方法として、化け物の状態で丸ごと愛せる気持ちです。
・その勇気が化け物からの解放と、理不尽な恨む気持ちの終着点へと導く解決策となります。

⑧誰にでも起こりうること
・化け物にならないためには「会話」はとても大切です。
・あなたは、身近な人と挨拶を交わしますか?
・家族へありがとうの言葉を忘れていませんか?
・当たり前のことができなくなった瞬間から、心の中に化け物は寄生するようになります。
・会話は心に安心感を与えてくれます。
・当たり前のことですが、どうぞそのことを忘れずに毎日を過ごして欲しいと切に願います。

ガンバルあなたの毎日が開運しますように

 

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