恨む気持ちは化け物になる〜日常生活の中で簡単にできる「身近な開運術」

恨む

新年明けましておめでとうございます。
今年も日常生活の中で簡単にできる「身近な開運術」をお届けしていきます。

 

連載35回目のテーマは「理不尽な恨む気持ち」です。

新年第一弾、ハッピーで明るいテーマにしようと考えていたのですが、お正月三が日明けに、ある出来事に遭遇してテーマを変更しました。

発端はある親子(父と娘)の口論でした。
実の父親を恨む気持ちを増大させた結果、念を飛ばし父親の実家は全焼。家主である父親のお兄さんは家族の目の前で焼死してしまいました。
SF小説ではなく実際に起きた出来事に衝撃を受けました。

人間生きていたら、本気ではなくても、恨む気持ちを抱いたことはあると思います。
喜怒哀楽があれば、感情はその時々で変幻自在に変化をする「いきもの」だと思います。
感情の節度の中で、「恨む」のであれば、人に危害を加えることはないと思います。
節度の枠を越えると、誰も止めることができない破滅の道へと突き進んでしまいます。

ここでお話をする「恨む気持ち」は「理不尽な気持ち」です。
本人が気持ちのコントロールをできなくなってしまい、念を飛ばして、人へ害を与えるくらいになってしまった「悲しい心の完成品」についてです。

人の心を完成品と表現するのは、ある意味失礼なことかも知れません。ですが、完成品は決して一人で作り上げたものではなく、背景には関わる人がいたことも忘れてはいけない重要なポイントになります。

「悲しい心の完成品」を責めるのではなく、「なぜ、そこまで追い詰められていったのか?」
全体像を把握してはじめて、公平な視点で物事を判断することができるのではないかなと思うからです。

緊急事態宣言が発令されて、人が人を憎んだり怨んだりする負の連鎖が起こりませんように。

恨む

 

祈りをこめて「恨むメカニズム」についてお伝えしたいと思います。

①恨むまでの経緯
・何もなければ「人は恨む気持ち」を起こさないと思います。
・嫌な思いや辛い思いをしなければ、恨む感情は湧き起こらないと思います。
・恨むには条件が重要なカギを占めると思います。
・条件の内訳は「環境・状況」になります。
・恨む気持ちは暴力を振るう原動力へと変貌を遂げていくと思います。
・変貌を遂げる背景には、ストレスを溜め込んでいる心が関係していると思います。
・ストレスは火山のマグマと一緒で、溜め込むとやがて大爆発を起こします。
・大爆発させた後は、何ごとも無かったかのように鎮静化しますが、痕跡は残ります。
・勢いに任せた言動は理不尽以外の何もでもなく、言われた相手は衝撃だけが鮮明に記憶されます。
・この大爆発を具体的な言葉で表現をすると「DV」「モラハラ」「いじめ」になります。