Trinity読者の皆様、こんにちは。
女性専用占いサロンfem代表のリルです。
「言霊」というように、言葉には不思議で力強いエネルギーが宿っています。
アメリカインディアンの言葉に、「まっすぐに喋ればまっすぐに届く」というものがありますが、自分の言葉を相手にどのように届けたいのかを意識しながら発することはとても意味あることなのです。
—心に届かなければ意味がない—
たとえば、彼と大切な話し合いをしているときや、自分の気持ちを分かって欲しいとき、ただなんとなく相手に話の内容が伝われば良いというわけではありません。
目的は、彼の心に届くこと。
つまり、彼があなたの言葉によってあなたの気持ちを想像してみたり、共感してみたり、あなたの気持ちについて考えてみるきっかけを作ってもらうことが大切なのです。
—長文メール・長電話はすれ違いのモト—
多くの女性は高いコミュニケーション能力がDNAに刻まれています。
そのため、「彼に自分の気持ちをしっかりと届けよう」と意識するとある失敗に陥ることがあります。
それは「話しすぎること」。
おしゃべりが得意なあまり、「私の気持ちを詳しく説明しよう」「わかってもらおう」と思うほど説明がこまかくなり、ふと気づけば長い長い長文メールを彼に送ってしまったり、思いがけない長電話をしてしまうことがあります。
しかし、長い話を彼の心に届けるのはなかなか困難なものなのです。
こちらは丁寧に話しているつもりなのに、男脳には、「なんだかクドクドしているな……」と退屈に感じたり、回りくどい話し方だとあなたの言いたいことの本質が見えて来なかったり……と、届かないのです。
言いたいことは、その一番重要な部分をシンプルにストレートに話しましょう。それが彼にとっては一番わかりやすく、心に届く方法なのです。
メールを書いたら、省けるところは全て省く。
あれもこれも……と、伝えることを欲張らない。
易学の教えの中にも、良い状況を作るためには「省く」ことが重要というものがありますが、まさに人と人との会話においても、「省く」ことはあなたの気持ちの本質を伝えるためにも必要不可欠な作業なのです。
「サラッとまっすぐ伝えること」で男女のコミュニケーションはとてもスムーズなものになります。
長文メールを送ってしまう人は彼との関係が冷めないように要注意!
送る前に「省く」を心がけてみましょう。
リル
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