不倫に悩む女性たちへ—必ずあなたは“二番目”から“一番目”の存在になれる

どんなに真実の愛でも、お天道様の下を堂々と手を繋いで歩けない恋愛は、するものではないと感じます。

女は命がけで恋をする—相手に配偶者がいる日陰の愛は是か非か

今回も、TRINITYの読者の皆様にとっても非常に身近な、日々の生活のテーマを取り上げていきたいと思います。

長年、占いでの鑑定活動を続けておりますが、女性の方のご相談内容としては、やはり恋愛についての問題が圧倒的です。
その中でも、不倫に苦しんでいる方からのカウンセリング依頼を頂くことがあります。
その理由は様々ですが、現在までの経験から依頼を頂いた方に共通して言えることは、「不倫の恋に苦しんでいる女性は皆、純粋な魂の持ち主である」ということでした。

占い師としての守秘義務があるので個々の具体例について詳しくは差し控えますが、今まで相談を頂いた女性の方で多かったのは、「自分は独身で、相手は妻子のある男性」というケースです。

出会いの場としては、パート先、勤務先などの職場が挙げられます。

上司の男性がイケメンで、ついつい誘われて“そういう関係”になってしまった。

幼い頃に実の父親を失ったが、優しく接してくれる男性にその面影を重ね、惹かれてしまった。

不倫相手の男性は、いつも自分を大切にしてくれる。
私も、深く愛している。

でも、相手には大切な奥さんとお子さんがいる。相手の家庭を壊すなんてできない。

どうしよう……苦しい……苦しい……。

確かに、伺った姓名、生年月日などを算出すると、強い縁があった相手同士で恋愛関係に陥っているのがわかります。
都内での対面鑑定の際はいつもホテルのカフェを使っていますが、コーヒーにも手をつけずに嗚咽する女性と、これまで何度対峙したでしょう。

 

その不倫相手が、本当に“赤い糸”かを見分ける決着の言葉を投げかけるべし

処方箋と言うにはおこがましい言い方になりますが、不倫をしている女性にいつも伝えているのは、「あなたは、“二番目”じゃなくて“一番目”の存在になれる女性ですよ」ということです。

魂が引き合った男性に、たまたま妻子がいた。それは、しょうがない。それなら、自分はどうしたいか。
ある程度年数を重ねていたら、不倫相手の男性にしっかりと、“意思確認”をすることが必要です。

「私は、幸せになりたい。
将来は子供も産んで、お母さんになりたいの。
あなたは、私の夢を叶えてくれる?」

そこで怯まずに「わかった。妻にはしっかり話す。慰謝料とかの問題があるけど、君と一緒になりたい」と言ってくれる男性なら、絶対に一緒になった方が良いです。そういう男は、あらゆる意味で“見込み”があるからです。しかし、「妻には今度話してみるよ」といつもはぐらかしているような男なら、すぐに別れた方がいいでしょう。そういう“つまらない男”とつき合って人生の大事な時間を費やすのは、大きなマイナスとなるからです。

 

現代日本の結婚制度という“学び”の下で―お天道様の下を堂々と歩ける愛の成就を

男女関係をとりまく日本の歴史を紐解くと、そこには一夫多妻制や政略結婚、身分制度といった事象がありました。
その時代に生まれた魂の学びもありますが、そこには女性が自由に恋愛できる余地はあまりなかったと言えるでしょう。

現代の我が国の結婚は、自由恋愛の下、一夫一妻制となっています。
これは、財産の保障という現実的な観点もありますが、スピリチュアルな観点でゆけば、「一人では不完全な人間という生き物が、伴侶と力を合わせて家族をつくり、その喜びを社会に還元してゆく」という魂の学びがあります。

それはまた、動かせないこの時代の“倫理”でもあるのです。

「倫理に悖(もと)る」ことを、「不倫」と呼びます。

魂を汚すようなことを、わざわざする必要は、ないのです。

どんなに真実の愛でも、お天道様の下を堂々と手を繋いで歩けない恋愛は、するものではないと感じます。

不倫に悩む、全ての女性たちに伝えたい。

あなたは必ず、幸せになれます。

“二番目”じゃなくて、“一番目”の女性になれます。

いつか必ず、自分の全てを受け入れてくれる男性が現れることを、覚えておいてください。

 

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