Trinity読者の皆様、こんにちは。
女性専用占いサロンfem代表のリルです。
一昔前の時代とは違い、今やSNSを通じて無数の人と繋がりを持つことが出来る世の中になって来ました。
誰もが簡単に、いろんな人の顔や生活を知る機会が増えた分、人が人を見る目は年々厳しくなっているようにも感じます。
—そこそこの美人や秀才より、「自分らしい人」が選ばれる—
学校や会社など、直接出会う範囲で人と人が知り合っていた時代には、たとえば恋愛だったらクラスの中の誰かを好きになったり、会社の中で誰かをライバル視したり……と、ある意味で「狭い世界」を見ながら生きていました。
しかし今ではちょっと検索するだけで簡単に、身近にはいなかったような魅力的な人々の情報が無数に出てきます。
そんな人々に憧れたり、また、ライバル心を燃やすことだってあるでしょう。
私たちの視野は明らかに広くなってきており、これまでの時代の中で最も「世の中にはいろんな人がいるんだな。」ということを肌で感じている世代ではないでしょうか。
こんな時代ですから、これまでの狭い世界では「優秀!」と言われていた人や「美人!」と言われていた人にも、以前のようなパワーは無くなってきています。
彼らが優秀である事実や美人である事実は変わらないものの、もっと目立つ人たち・もっと多くの人たちと比べられ、簡単には人の興味を集められなくなってきました。
そこそこの美人やそこそこの秀才では、大きなくくりで「その他大勢」に入ってしまい、自分の強みを発揮することがむつかしくなって来たのです。
無数の出会いがある今の時代、【選ばれる】ためには何よりも「その人らしさ」を持っているかどうか? が鍵になります。
恋愛にせよビジネスにせよ、今を生きる人々は無意識のうちに【大勢の中に埋もれない何か】を持っている人を求めています。
最近よく耳にするようになった話題ですが、今ある多くの職業は近い将来ロボットに乗っ取られるのだとか。(「代わりに働いてくれるようになる」という言い方もできますが……。)
自分にしかできないこと……とまではいかなくても、マニュアル通り・型通りではない、自分なりの意見を持った会話が出来たり、自分らしい想像力を働かせたり……ということが出来る人こそ、今の時代で輝く人なのです。
「誰かと比べて優れているもの」よりも、「他の誰かとは比べようのないもの」つまり【個性】を磨ける人でいましょう。
リル
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