「あなたの貴重な財産が奪われている」~コラム「幸せにでもなってみるか」Part.28~ガクト(気功家・ヒーラー)

内閣府の調査によれば、現在、日本国民の労働者の40%が年収300万円以下で、派遣社員やパートなどの非正規労働者に至っては7割が200万円を切っているそうです。

財産はお金だけではない

皆さん、こんにちは。
気功屋のガクトです。
もし、あなたの貴重な財産が奪われ続けていると、僕がお伝えしたらどうしますか?

「いやいや、何も奪われたり盗まれたりしてないよ」
あなたはそう答えるかもしれません。

しかし、残念ながら確実に奪われ続けています。
あなたの財産はお金や不動産、宝飾品だけではありません。
あなたの「時間」もまた貴重な財産なのです。

 

時間は平等ではない

この物質世界では全てのものに始まりがあり、同時に終わりがあります。
人間も、家も、国も、星にも必ず終わりがやってきます。
云わば僕等は、この世に生まれてきた瞬間から死に向かって人生を歩み続けているのです。

今あなたは何歳ですか? おっと! これは失礼。

しかし、死を迎える日までの残り時間も、僕たち人間が人生を豊かに過ごすことができる為の、唯一の貴重な財産だということです。

お金や宝石は時間がある限り頑張れば増やすことができますが、残念ながら寿命を延ばすことはできません。
どんなに偉い学者や億万長者でも、いつか必ず平等に死が訪れます。

そんな、もっとも貴重な財産である、あなたの時間が何者かに奪われ続けているのです。

この世界での決まりでは1日24時間となっています。
しかし、残念ながらすべての人々の時間は平等ではないのです。
時間がたっぷりある人と、いつも時間が足りない人々に分かれていくのです。

その違いを大きく分けると、①労働、②スマホやテレビなどのメディア、③意識的執着の3つです。

1の労働から順にお話ししていきましょう。

※1月16日、国際非政府組織(NGO)オックスファムは、世界で最も裕福な8人の資産が、世界人口のうち下位50%(約36億人)の合計額とほぼ同じだとする報告書を発表した。左上からビル・ゲイツ氏、ウォーレン・バフェット氏、ジェフ・ベゾス氏ら富豪上位8人のコンビネーション写真(2017年 ロイター)

 

①労働により時間が奪われる

「若いときは時間はあるが金がない。年を取れば金はあるが時間がない」
こんなことわざがありますが、あながち間違いでもありません。