『自分に還る』『自分の輪郭を掘り出す』クリアリング鍼灸をさせて頂いている、横浜　ホリスティックケア・プアマナのサマンサです
今、いくつか悩みを抱えていてどこから手を付けて良いかわからず、結局どれもが解決しないまま時間だけが過ぎてしまう、ということ、ありますよね？

例えば一つは仕事上での人間関係のこと、もう一つは恋愛のこと。一見全く別の問題だと考えがちな二つの事柄は、実は「今の自分にとっての一つの課題」であることが往々にしてあります。

婚活前に絶対に明らかにしておきたいこと

仕事での人間関係に疲れて結婚したいと考える女性は多いと思います。
結婚すれば、自分をいたわり気遣ってくれる相手がいつも側に居てくれる。休日は一緒に出掛け、趣味を共有し、どんなに悲しいことがあっても安全な腕の中で心身を休めることができる。
そこは、自分を疲弊させる職場とは全く別の世界……に思えます。

仕事上での人間関係は、上司や部下、取引先、男性や女性という多様な力関係を含んでいます。仕事上では社会人としての対応が常に求められるので、ここでの人間関係は家族や友人など親しい人間関係とは一線を画すものだと考えがちですが、実際はここにこそあなたが持っている価値観が全て如実に表れています。

男性上司との関係、年下の男性社員との関係、女性社員との関係。それらをもう一度良く見てみてください。上司のパワハラに悩んでいるのなら、残念ながら、あなたは経済や腕力で女性をコントロールする男性を結婚相手に選んでしまうでしょう。

上司も部下も女性社員も、全てあなたが前提として持っている目上の男性、目下の人々、女性、その通りの役割を演じてくれているからです。

このことを、人は自分の鏡だと言っても良いですし、犬が飼い主一家に序列をつけるやり方で説明することもできます。
犬は、躾に厳しいけれど散歩に連れていってくれるお父さんを一番と決めます。毎日ご飯をくれるお母さんは二番です。その次が自分自身。きちんとお座りや待てをしなくてもおやつをくれる子供は自分より序列が下の存在だと認識してそのように一家に接します。

同様に、あなたの価値観に基づく行動が相手の態度を決定しているのです。

あなたが認められたいという欲求から自分の正しさ主張すれば、同じように正しさを主張することで自分を認められようとしている相手の感情を刺激して反発を生みます。それが上司に理不尽に扱われる理由です。波風を立てるよりも、自分が犠牲になって物事を丸く収めたいという欲求が強ければ、面倒な仕事が延々と振り当てられます。
相手はあなたの態度を見て自分の対応を決めているからです。

結果、上司の理不尽な態度に疲れて結婚に平安を求めたとしても、あなたが男性に対して無意識に「私は身近な男性に理不尽に扱われる」と信じている限りは、理不尽な相手が現れ続けます。

あなたが無意識に信じている価値観や前提は、あなた自身が身をもって「そうではない」ことを体験しない限りは覆すことが出来ません。アファメーションや、ヒーリングはあなたの意識を「そうではないかもしれない」という領域に傾けることが可能ですが、それを確固たる信念の領域にまで持って行くためには、やはり行動による体験が必要です。

幸せになりたい、というあまりにも漠然とした目標を抱くより、自分が求めている幸せとは何なのか？　を明らかにすることが先決です。もし今あなたが理不尽に扱われているのなら、それはあなたのどんな態度のせいなのか？　そしてあなたの本当の望みは何なのか？　それを素直に態度に表しても地球上の全男性はまだあなたを理不尽に扱うのか？　それを確認してからのほうが、はるかに幸せな結婚生活が送れるはずです。

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