パワーストーンには、様々な種類があります。
同じ水晶でも、形や形状によって、そのパワーが違うといわれていますので、まさに、数え切れないほどの種類があるわけです。そんな中から、自分にとって必要な石を選ぶためにも、色々な技術があるわけですが、
今回は、選ぶ方法ではなく、
完全に「オンリーワン」の「自分だけのパワーストーンを創る方法」
を紹介したいと思います。
パワーストーンと呼ばれるものは、例外はありますが基本的には
「鉱物」です。
鉱物とは、天然の作用によって生成された「結晶構造」を有する「無機物」のことです。簡単にいってしまうと、地球の力のよって産み出された結晶が鉱物ということになります。
今回紹介するのは、天然ではなく、人工的に結晶を生成する方法ですので、厳密な意味での「鉱物」ではありませんが、生成される過程などは基本的にパワーストーンと同じなのです。
最近、流行している結晶を創り出す方法というのは、
「結晶育成キット」を使ったもの。
こちらは、「銀河通信社」(http://aoiginga.shop-pro.jp/)という会社が販売しているもので、アーティストの「小林健二」さんのアイディアから生まれたものです。
「硝子結晶育成キット」「紫結晶育成キット」「透明結晶育成キット」など様々な種類があり、手軽に美しい結晶をつくれることから大人気となっています。
「結晶の素」をお湯で溶かして、その中に母岩と呼ばれるベースを設置して、1日ほどで小さな結晶が生まれ、2~3週間程度で本物のクリスタルクラスターのような結晶が完成します。
残念ながら成分的に不安定なので、この結晶をアクセサリーにしたりすることは難しいのですが、硝子容器などにいれて、外部からの刺激を防げば普通のパワーストーンと同じように展示しておくこともできます。
通常のパワーストーンのように、決まったエネルギーというものはありませんし、人工物です。ですが小さな結晶が生まれ、そこからどんどん成長していく様をみていくことで、お店で購入したパワーストーンに比べると、より強い絆が生まれるでしょう。その人が必要としているエネルギーを持たせることも可能となります。
綺麗な結晶をつくるためには、小さな結晶を取り除いて、再度溶かしたり、母岩についている結晶を間引きしたりと、ちょっと盆栽のような作業もあります。そういったお世話をしながら、どんなパワーを持って欲しいのか、願いを込めて、時には語りかけながら育ててみてください。
完成した時には、世界のどこにもない、
まさに「あなただけのパワーストーン」が完成
しているはずです。
残念ながら、銀河通信社の結晶育成キットは大人気のために、なかなか手に入れることが難しいのですが、クォリティはやや劣るものの、東急ハンズなどでもクリスタル育成キットが、科学実験コーナーで販売されていますので、手軽で購入しやすいそちらから初めてみるというのもありかもしれません。
本物のパワーストーンも、時間と規模は違うものの、同じような行程を経て成長してきたということを考えると、一度、自分で結晶を作ってみることによって、パワーストーンとのつきあい方も、変わってくるかもしれませんよ?
Let’s make an artificial crystal!
Grow the crystal, get only one “power stone” in the world.