こんにちはトリニティ読者のみなさん。
ここのところ一段と寒さが増して布団から出るのがつらいですよね。布団の温もりにいつもまでも包まれていたい……と思いながら、いつも遅刻ギリギリになってしまうヒプノカウンセラーのKazzです。
冬といえばお鍋が美味しい季節ですよね。身体もあたたまるし、野菜もいっぱい食べられるし。個人的には豆乳鍋が大好きです。
「よし!今日は寒いし身体が冷えてるからお鍋を食べよう」
そんなノリでいつもお鍋を食べている人。
ちょっと待ってくださいね。
そんなあなたは、ヤバイですよ?
実は、あなたは自分に嘘をついています。もっと言うと「寒いからお鍋を食べる人」は、本当の自分からどんどん遠ざかって、幸福からも遠ざかる可能性があるんです。
寒いからお鍋を食べる人は嘘つき、なんですよ。
おいおい、寒いからお鍋を食べたくなるのは当たり前じゃん! とツッコミを入れたくなった人はリアルに要注意ですので、真剣にこのつづきを読む必要があります。
さあ、それでは解説します。
”寒いから鍋を食べたい”ってことは、“寒いから”という理由をつけて鍋を食べようとしています。ふつうに捉えると「寒くて身体が冷えているし温まるために鍋を食べる」のだから、ごく当然のように見えます。
しかし!
ここに些細ではありますが大きな嘘が含まれています。
寒いから鍋を食べよう! という人は、突き詰めると「鍋を食べたいから食べる」のではありません。つまり本当は鍋を食べたくないけど、寒いから鍋を食べる、ことになります。
実際のところは鍋を食べたいという気持ちは含まれていると思いますが、それって本当に自分の欲求ですか?
寒いから鍋が食べたい、と思ったその時に、もっと自分の身体や欲求に向き合った時、実はカレーを求めていたかもしれないし、胃が疲れていてサラダだけ……だったかもしれません。
ここでハッキリしましたね。「寒いから」と理由をつけると、本当の自分の欲求とは別のモノを食べることになり、つまり鍋を食べることは自分に嘘をついたことになります。
もし、本当に鍋が食べたかったらシンプルに「鍋が食べたい!」になるはずで、”寒いから”という理由付けは要らなくなります。
一事が万事。些細な嘘の積み重ねが人生を狂わせていく。
ここまで読んでみて「なんだ、たかがそれだけじゃん。大したことないじゃん」と思われた人もいるでしょう。
残念ながら、大したことに繋がってしまうのです。
分かりやすい例をあげましょう。
・寒いから鍋を食べる
・この男性は一流企業に勤めているしイケメンだから付き合いたい
上記のふたつはほぼ同じマインドのパターンです。決して鍋を食べたいわけでもないし、本当にその男性を好きではありません。
日ごろから、行為に理由をつけている人は、感覚が鈍ってしまい真の自分の欲求が分からなくなっている傾向があります。このマインドの癖は何年も、いや下手すると何十年も続けている人がほとんどです。
実際に僕もつづけていました(笑)そのおかげで何度も恋愛を失敗して痛い目にあっています。恋愛だけではありません。仕事、人付き合い、趣味……そうです。
些細な嘘の積み重ねは、あなたの人生そのものを狂わせていくのです。
逆のお話をすると、幸福な恋愛をしている人、仕事で大きな成果を上げている人は、もれなく自分の欲求に忠実に行動している人です。
本当の自分に戻る方法を教えます。
さあ、ここまで読んで「やばい! これわたしだわ。」と思った人も多いでしょう。
でも安心してください。僕が処方箋を出しておきます。
とても簡単です。実践すれば誰でも自分の欲求と行動が繋がるようになります。
その方法とは、
「本当に食べたいものを遠慮なく食べる」
はい、これだけです。
実際のところ、小さな嘘を年々も積み重ねてきたわけですから、理由付けをする癖はなかなか治るものではありません。
ですので、人間の根源的な欲求である「食欲」とマインドをシンプルに繋げることで、本当の自分の欲求を行動に現す練習になります。
「人間は、自分の真の欲求に従って生きれば自然に幸福になれる」それが宇宙の法則です。
いま現在、幸福ではないと思う人、充実感がない人は、本来の生き方からズレているだけで、そのズレを修正すれば誰でも幸福の道に戻ることができるのです。
以上、ヒプノカウンセラーのKazzでした。
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