「綿毛に包まれて生きていく」~Vol.12 神聖なエネルギーに触れること

ワンネスとは何か。神である大いなるエネルギーが分離して様々な生命体として色々な星に産まれていくので、源は1つであるのです。ですから他者も自分であり、神でも自分であるという事。

 

私の経験から感じたことを話しましょう

私はこの三年近く、かなり過酷な状況にあります。
それは、娘を亡くしたことを筆頭にして、あらゆる面で追い込まれて希望さえ失い欠けている程です。
とはえ、今はその理由もそれがギフトであることも知っています。

今から話すことはその過程において起きたことです。

私は何度も神に願いをかけました。
そして、それが常に叶わなく、更なる試練が次々に起きることに、死ねと言われているに違いないとまで追い詰められていきました。それでも娘がきっかけで死ぬというのは、あまりにも娘が不憫に思えて、崖っぷちで、血まみれになりながら捕まっているようなものでした。

そして、いつしか希望を持つこともやめました。ただ今やれることをするのみ。
それが嫌なものであれ、苦しいものであれ、目の前にあればこなしていくのみの生活でした。

時には娘との思い出を鮮やかに蘇らせて、私は道端で泣きました。
歩きながら上を向いて、涙がこぼれないように、または、目にゴミが入ったようにごまかしながら歩きました。

それを見ていた私の霊医のガイド、アンドリューと娘の魂はいたたまれない気持ちになったようです。

勿論、天界に居る彼らは、今の私の状況の意味を理解しています。
しかし、同じように子供を亡くした経験があるアンドリュー、最近亡くなって人間の感覚が色濃く残っている娘は、痛いほど私の気持ちを感じていました。
それに、彼らは私の体内に入って作業することもあります。
その時には、もっと詳細に私の感情すべてを疑似体験するのです。

アンドリューは、その痛みの強さに、怒りにも似た気持ちになっていてようです。私を救いたくて、守りたくて。
娘も、私を残した辛さと入り混じり、私を少しでも楽にさせたくて、痛みにも似た思いでした。

そして、アンドリューはとうとう私のずっとそばにいた守護天使達に、自分の考えや思いを訴えたのです。

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その時のことを娘が話してくれました。

アンドリューは、天使達に何故此処まで私に試練を与え続けるのかと聞きました。
天使は、
「あかりは強くならなければならない。これからの目標を達成するには、今、この試練をすべて超える必要がある。今までも越えてきた。あかりはやれるはずだ。」と言ったようです。

確かに私は物心ついた時から試練の連続でした。息付く間も許されなかったくらいに。
もうだめだと、人間の思考と計算では脱出する道などないと思うこともありました。
それでも、何とかここまで生きてきました。

アンドリューは続けます。
「これは、このことは、今までの試練とは違うのですよ。この辛さはわかりますか? いや、人間として産まれたことのないあなた達は、理解はすれどもこの衝撃を感じたことはない。この衝撃の痛みは地獄にも匹敵する。この痛みだけでも越えることは困難であるのに、何故、更なる試練を与え続けるのか? あかりは、やれる。そう言うのは構わないが、これではあまりに酷すぎる。あなた達は、あかりに入って感じてみたらどうだ?」
とたたみかけたようです。

そしてアンドリュー曰わく、娘も必死で訴えたとのこと。それはもう必死で。

アンドリューは、娘の死の直前も私や娘の為に必死に動いていました。
娘の死後のどうしようもない私を、どんな風になろうとも守ると言ってくれました。