6月30日に毎年行われる夏越しの大祓。
先日、虎ノ門にある「金比羅宮」にお伺いした際に、その神事の存在を知りました。
では、その金比羅宮の公式HPよりご紹介します。
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なごし大祓式
人々がその年の過去半年間、身体と心に知らず知らずに受けた諸々の枉事まがごと・罪穢れを人形ひとがたに移し、御神前にて大祓式を厳修して祓い清めます。
なお、大祓の人形の受付は6月1日より開始します。
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虎ノ門の金比羅宮のご紹介を少しだけさせていただきます。
虎ノ門のビル群の中にあり、多くのビジネスマンが訪れます。
不遇な生涯をおくられた崇徳天皇を祀られているためか、現状を打破する守りが強いのか、虎ノ門には不思議なことに弁護士事務所がたくさん集まります。
また、金比羅宮は「縁結び」で有名なのですが、ビジネス的な人と人を結ぶ役割も果たしてくださるかもしれません。
何れにしても、都会の真ん中とは思えない、清々しい空気で、ウエルカムの雰囲気が満天な神社です。
お参りになるのはお近くの神社で!大丈夫💓
実際に、なぜかしら28日という少しフライング気味で行われた「三谷八幡神社」で執り行われた夏越しの大祓に参加してみました。
人生初めて、茅の輪をくぐりました。
茅の輪は左周りから始まり、次は右回りで八の字を描くように回ります。左、右、左と3回まわるようです。
そして、驚いたことに神殿内で祝詞をあげるときに、神様に向かってではなくて、参拝者に向かって「宣る」と言って祝詞があげられます。
感覚としては、神が私たち人間に
穢れは祓われろ、祓われた
と言って命令してくださる感じです。
また、人型の代わりに、玉串を神前に捧げました。
不思議なことに、祓うという感覚よりも、「おめでとう!!」という感覚が強くなりました。
すると宮司が
「祓うと同時に、繁栄を祈りましょう」と言ってくださり、これからの繁栄を祈ってくださいました。
そして、「おめでとうございます」と。
夕方に始まる大祓は、生まれ変わりを意味するようにも感じました。
暦を少しだけ意識して過ごすのは、生命のリズムに乗ることかもしれません。
一年の半分の振り返り、スタートを切る良いチャンスにしてみては?