節分とは2月3日だけではないのをご存知でしたか⁉︎ そして節分の前には必ず土用があります。

現在、1月17日から2月3日までの土用期間で土用真っ只中です‼︎

~2月3日だけが節分とクローズアップされるのは?~

もうすぐ、2月3日節分ですね
最近は、ご家庭から豆まきをする声も聞こえなくなってきておりますが、日本の大切な年中行事は受け継いで伝えていきたいですね。

ところでこの節分は、2月3日だけではないのをご存知でしたか?
実は節分は、1年に4回あるのです。

それぞれ季節が変わるタイミングのことを節分といいます。

立春(2月)、立夏(5月)、立秋(8月)、立冬(11月)の前日が節分になります。

現在、2月3日だけを節分という概念が一般的なのは、
和暦(旧暦)で、立春=元旦=おめでたい
という意味が受け継がれているからです。

正確には立春に近い新月の日をその年の元旦とします。
(平成29年は1月28日が元旦です)

その季節の変わり目は邪気が入りやすいといわれていて
新年を気持ちよく迎えるために
その邪気を祓うために、邪気を鬼に見立てて大豆をまきます。
大豆は、精霊が宿るとされています。
「豆まき」は、とてもお目出度い儀式なのです。

でも、節分は2月3日だけではなく
春夏秋冬、季節の変わり目の前の日が節分なのです。

 

~季節の変わり目は邪気が入りやすい~土用期間の過ごし方~

それぞれの季節が変わる(立春、立夏、立秋、立冬)の前、18日間は土用期間になります。

現在、1月17日から2月3日までの土用期間で土用真っ只中です‼︎

地球のエネルギーが次の季節へ変わるとき、地球の大地も揺らぎます。
地球全体で大きく変わる不安定な期間です。

この時期の土用は、開くエネルギーの強い春の前なので、
秋、冬に溜めた要らないものを発散するために
体調を崩されている方も多いですね。

昔の人は、この土用を気持ちよく過ごすために、色々な工夫をしてきました。

例えば有名なところでは夏の土用。
夏の土用の丑の日では
不安定な土用期間に体を整えるために「う」のつくものを食べるという習慣があります。
これは、「う」のつくものをたべると病気にならないと言われていることからです。

現代は、商業目的で「鰻」が有名ですが、江戸時代以前は、「うどん」「梅ぼし」「うり」などがポピュラーでした。

そんな不安定な土用期間は、易学や陰陽五行の世界でも、大きく動くことは避けるように言われています。

土(土台)を動かすこと、人生の大きな決断などは、この土用を避けたほうが良いとされています。
結婚、離婚、引っ越しなど。

でも、絶対ダメというわけでもなく、どうしてもその時期に決断、実行をしなくてはいけないときは
よく考えて納得してOKがだせたら行動すると良いです。

また、土用と知らなくて、
なんとなく、その気がないのにやってしまって、イマイチな結果になっていたり
馴れないことなのにやってしまい
ズルズルと後をひくときは
それを学びとして
今度はそうしないように気を付ければいいのです。

地球の大地の揺らぎとともに
自分を感じる時間の土用。

その揺らぎの中で上手に自分と対話して、気持ちよく次の季節を楽しんでまいりましょう!

 

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