潜在意識のスイッチを押して、宇宙と共鳴する「瞑想の技術」

瞑想

みなさま、こんにちは、そしてこんばんは。及川幸久です。静かな夜、星空を見上げたとき、あなたは宇宙の広大さを感じ、自分の存在の神秘さに思いを馳せたことはありませんか? そんな瞬間、私たちは無意識のうちに「瞑想」の入り口に立っているのです。今日は、瞑想という魂の扉を開くカギについて、みなさんとともに探究していきたいと思います。

私たちの中に眠る無限の力「潜在意識」のスイッチを押す

私たちの意識は「氷山」のようなものです。水面上に見える部分が顕在意識、水面下に隠れている巨大な部分が潜在意識です。驚くべきことに、私たちの思考や行動の90%以上が、この潜在意識によってコントロールされています。逆にいうと、意識(認知)できている部分は10%程度に過ぎません。

そして潜在意識には、与えられた情報を無条件に受け入れ、それを現実化しようとする性質があります。つまり、潜在意識をうまく活用できれば、私たちの人生を劇的に変えることができるのです。この潜在意識の力を最大限に引き出すカギが、瞑想です。

瞑想は、単なるリラックス法ではありません。それは、私たちの魂と直接対話するための神聖な時間です。瞑想を通じて、私たちは日常のノイズから離れ、自分自身の本質的な部分に触れることができます。

私は、このような状態を「スイッチが入った状態」と呼んでいます。スイッチが入ると、あなたの中に眠っていた能力が目覚め、思わぬアイデアが浮かんだり、直感が鋭くなったりします。まるで、宇宙と一体化したかのような感覚さえ味わえるのです。

魂の扉を開くための「瞑想の技術」

では、実際にどのように瞑想を行えばよいのでしょうか。潜在意識を活用する瞑想法をご紹介します。まず、静かな場所で快適な姿勢を取り、目を軽く閉じます。深くゆっくりと呼吸をし、体の緊張を解いていきます。そして、以下の順序で意識を向けていきます。

1. 自己観察:今の自分の状態を客観的に観察します。思考、感情、身体感覚に注意を向けます。

2. 目標の明確化:あなたが本当に望んでいることを感じ取ります。それは物質的なものかもしれませんし、精神的な成長かもしれません。

3. イメージング:目標が実現した自分の姿を鮮明にイメージします。単なる視覚的なイメージではなく、その状態にいる自分の感情や体感を味わいます。

4. 肯定的な自己暗示:「私はそれを実現できる」「私はすでにその状態にある」といった肯定的な言葉を心の中で繰り返します。

5. 感謝:深い感謝の気持ちで瞑想を締めくくります。今のあなたを形作ったすべての経験に感謝するのです。

この瞑想を続けることで、あなたの潜在意識は徐々にプログラミングされていきます。潜在意識は、反復と感情によって最も効果的に働きかけることができるのです。

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「瞑想曲」を使って、イメージング儀式を行う

瞑想をする際、おすすめしたいのが「瞑想曲を使う」ことです。「瞑想曲」とは、聴きながら心の波動を穏やかにしてくれる、ヒーリング・ミュージックのような静かな曲です。  

潜在意識は、脳波がベータ波よりアルファ波になっているとき、よく働くという性質をもっています。そこで、毎晩イメージングを始める前に瞑想曲をかけて、心をリラックスさせ、脳波をベータ波からアルファ波に切り替えます。

それから、あなたの願いが実現したあとの様子や映像を心に具体的に描きます。これを仮に「イメージング儀式」と呼びましょう。〝儀式〞になったものは、毎日続けやすくなります。YouTubeなどで瞑想曲を検索して、自分が気に入る曲を探 してみるのもいいでしょう。

宇宙の波動と共鳴し、シンクロニシティを起こす

瞑想を重ねるうちに、あなたは自分の内なる声をより明確に聞けるようになるでしょう。そして、宇宙の波動と共鳴し始めるのです。

私たちは皆、宇宙のエネルギーと繋がっています。瞑想は、その繋がりを強め、宇宙の無限の知恵と力を引き出すための扉を開くのです。この状態に達すると、シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が頻繁に起こるようになります。まるで宇宙があなたの味方をしているかのように、物事が思わぬ方向に展開し始めるのです。

今日から瞑想の旅を始めましょう。あなたの中に眠る無限の力を解き放ち、宇宙と共鳴する人生を歩み始めるのです。魂の扉の向こうで、新しいあなたが待っています。