夏バテが原因⁉︎ デリケートゾーン(陰部)のかゆみ・白いカスのおりものはカンジタ膣炎かも

生理前の2週間ぐらいはデリケートゾーン(陰部)のトラブルが起きやすい時期ですから、ムレやすいジーンズやレギンスの服をきていたり、ストッキング、ナイロンやポリウレタンなどの通気性がよくない素材のショーツやガードルを使っていたりするとオマタがムレてカンジタ膣炎になりやすいです。

「デリケートゾーン(陰部)のかゆみが続くけど、大丈夫かな……」

「白っぽいカスみたいなおりものが出ているけど、これって何⁉︎」

「夏のお出かけの予定があるのにデリケートゾーン(陰部)がかゆくて困る……」

といったデリケートゾーン(陰部)のトラブルの経験はありますか?

私の生理のお悩み相談では、実はデリケートゾーン(陰部)のトラブルの悩みが
4番目に多いくらい悩んでいる女性が多いです。

中でも、カンジタ膣炎にかかってしまってかゆみがひどくて悩んでいる女性がとても多くいます。

◎デリケートゾーン(陰部)がかゆみ
◎白っぽいカスみたいないボソボソとしたおりものが出る
◎ヨーグルトっぽいおりものが出る

といった症状がでたら、それは体が弱っているときでもなりすいカンジタ膣炎の症状です。

カンジタ膣炎というと、セックスで移る性感染症の病気のイメージがありますが、セックスでカンジタが移るのはわずか数%で、セックス以外にも、

◎風邪などをひいたり、寝不足や不規則な生活をしていたりと体が弱っているとき
◎下着がムレやすくなっているとき
◎抗生物質の薬を飲んでいるとき
◎強いストレスが続いているとき
◎妊娠中で免疫力が下がりやすいとき
◎血糖値が高くなる糖尿病で免疫力が下がりやすいとき

といったように、

お薬の影響や体が弱りやすい条件があると、カンジタ膣炎はセックス経験がない女性でもかかってしまい、再発を繰り返すこともあります。

カンジタ膣炎の原因であるカンジタ菌は、もともとはだれでも皮膚や腸に存在する常在菌の一つですが、体が弱るようなことがあったり、セックスをしたりすることで、カンジタ菌が活性化していまい膣炎という炎症を起こしてしまいやすいのです。

カンジタ膣炎になったときは、病院の産婦人科や婦人科で専用のお薬もらったり洗浄してもらったりしたほうがいいですが、せっかくの夏なのに、カンジタ膣炎になってしまって、かゆくてつらい思いや恥ずかしい思いをしたくないですよね。

ふだんのケアでカンジタ膣炎にならずに、夏を楽しめたらうれしくありませんか?

 

夏バテのくずれた食事でカンジタ膣炎になりやすいのを知っていますか?

女性は夏に暑くなってくると食欲が落ちて、飲み物ばかりの食事になったり、麺類ばかりで偏った栄養の食事になったり、アイスクリームやフラッベのような食事になっていないものばかり食べがちで栄養バランスをくずしやすくなります。

暑くて食欲が落ちているときに、ムリにガッツリ食べる必要はありませんが、栄養バランスを考えないでさっぱりしたものばかり飲んだり食べたりしていると、栄養不足になったり、体重が減ってしまって免疫力が低下したりしてしまいます。

栄養不足で免疫力が下がってしまうと、生理も止まってしまう女性が多いのですが、デリケートゾーン(陰部)にもともといるカンジタ菌が活性化して増えやすくなってしまい、カンジタ膣炎を起こしやすくなってしまうのです。

 

あなたは、夏に食欲が落ちたとき、何を飲んだり食べたりしていますか?

飲み物ばかり、さっぱりしたアイスクリーム・フラッペなどは体にとっては栄養バランスがいいものではないです。

暑いのに胃もたれしそうなものをムリに食べる必要はありませんが、1日1回はごはんやおかゆと具が入っていなくていいのでお味噌汁を飲んだほうが夏バテ予防にもなりますし、免疫力の低下予防になってカンジタ膣炎対策にもなります。

ごはんはたっぷり食べなくてもいいですし、おかゆでもいいです。

おかゆなら塩味にして熱中症予防になる塩分を足したり、梅干しを加えたりするとさっぱり感があって食べやすいでしょう。

おかゆもたくさん食べなくていいですから、少しでいいので体のエネルギー源になる炭水化物をとったほうが夏バテ予防にもなり、カンジタ膣炎予防になります。