年齢はこころが決める スローエイジングで生涯現役レディになる

男性の年齢を問わず『若い子がいい』とされる日本文化は、ある意味幼稚で、実年齢の若さに拘る男性ほど、実は自分に自信がなかったりするものかもしれません。

「マダム」という素敵な響きで女性を敬称する、恋愛大国フランス。
その響きから連想されるのは、シャネルスーツとハイヒールの似合う颯爽とした女性像ではないでしょうか。

TRINITY読者の皆様こんにちは! 野々垣 弘子です。

 

フランスの『マダム』文化と、日本の『オバサン』文化の違い

フランスの女性は、年齢など気にしません。
ワインが成熟していく様に素敵なマダムたちは、生涯現役の『魅力的な女性』として人生を謳歌しています。
若い女性が高級ブランドで全身を固めるなどという行為は、フランス人から見れば非常に滑稽で奇異に映るそうです。
シャネルが似合うのは、50歳を過ぎた本当のマダムだという事を熟知しているからです。

一昔前のパリではブランドものを買い漁るのは日本人でしたが、現在は一部のアジア人にシフトしています。
アジア人が日本で爆買いする光景を見て引いていた私達ですが、それは一昔前の日本人がしていたヨーロッパに於ける姿と同じなのです。
思い出すと、ちょっと恥ずかしいですよね。

 

若ければいいという日本のおかしな風潮が『オバ化』を加速させる

一方「オバサン」というネガティヴな響きの日本女性。
結婚をしたら、子供を産んだら、ある日を境に全員が「オバサン」になってしまうのでしょうか?
言霊はそのままカタチになります。
「オバサン」という言葉の響きが「オバサン化」を加速している気がしてなりません。

男性の年齢を問わず『若い子がいい』とされる日本文化は、ある意味幼稚で、実年齢の若さに拘る男性ほど、実は自分に自信がなかったりするものかもしれません。

ボジョレーを好む若きイケメン初心者と、熟成したマグナムを嗜む経験値の高い男性を天秤にかける事は出来ませんが、相手を選べるのは男性側だけではありません。
当然、女性側にも男性を選ぶ権利があるのです。

 

『生涯現役』年齢は、あなたのこころが決めていい

日本女性の良くないところは、実年齢を気にし過ぎるところです。
「もう○○歳だから」と諦めモードに入るのと、
「まだ○○歳だから」と捉えるのでは、どちらがスローエイジングに繋がるでしょう?
「もう」と「まだ」との間には、10年単位の差があります。

実年齢よりも『見た目年齢』で、生涯現役女性を貫きましょう。
あなたの年齢、あなたの美しさは、あなたのこころが決めるのです。

 

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