いま『あるもの』を数えて幸せ体質になろう! 『ないものねだり』は何も引き寄せない。

『隣の芝生は青い』 いつの時代でもそれは普遍的なものです。 実情はどうあれ、隣の芝生は何故か青く見えるものです。

TRINITY読者の皆様こんにちは! 野々垣 弘子です。

 

「あの人ばかり……」ジェラシーという名の悪循環

「あの人ばかりいい思いをしている」

「あの人はいつも高級なお洋服を着ている」
「あの人は素敵な家に住んでいる」

あの人は、あの人は……
そんな『負のスパイラル』に陥っていませんか?

あの人がいつも高級ブランドのお洋服を着ていても、素敵な家に住んでいても、日本に数台しかない車に乗っていても、子供が優秀でも、あの人の本心が『本当に幸せなのかどうか』は、当人にしかわかりません。

 

本当の幸せはモノに満たされることでは無く『こころが満たされていること』

SNSで毎日の様に「コレ買いました~」とUPされている写真。
「わ~、素敵!」「羨ましい~」と称賛の声が聴きたくてUPしているのか、よほどお金があるのだと自慢したいのか、それでもって断捨離したいとか……私にはよく理解出来ませんが、そんなPostを見る度に「この人、モノでしか満たされないんだな」と気の毒な気持ちにさえ感じてしまいます。

チヤホヤしたコメントを入れている人たちの本心もわかりませんし、実際そこには憧れなどではなく嫉妬が渦を巻いているのかもしれません。
『モノを手に入れる事』で一時的な快楽を手にいれられるかもしれませんが、それはあくまでも一時的なものにしか過ぎません。
ずっとチヤホヤされていたいのなら、永遠にモノを買い続けなければなりません。
「しんどいだろうな、この人」と感じてしまうのは私だけではないでしょう。

 

いま『あるもの』を数えて、幸せをかみしめてみる

「あれが欲しい、これも欲しい」
女性ならほとんどの人がそう願うことだと思います。
最近は女性以上に身だしなみを気にする男性も増えて来ましたから、お買い物は女性の特権だという時代ではないでしょう。

いわゆる『買い物依存症』の人たちを見ていて思うのは『こころが満たされていないから』ではないかと感じます。
私自身もコレクター癖があり、特定のものを収集して楽しむという気持ちはよく解ります。
でも、それらを手にした時が一番のピークであり、家路に着く頃にはピークから落ちています。
そして「あ~、またやってしまった」と後悔する事も少なくはありませんでした。
身体はひとつしかありません。
「本当に欲しいのか?」ではなく「本当に必要か?」という視点で見てみましょう。
殆どのモノが「必要では無い」事に気づくはずです。

 

これからの時代はモノよりコトにお金をかけるべき

モノに溢れていると、何となくイライラしませんか? 片付けやお掃除もたいへんです。
古いものの波動は過去の波動、いつまでも過去に身を置いている証であり、過去への執着にしかすぎません。
特に一番輝いていた頃のモノを手放せない傾向のある人は、新たな未来への扉を開ける事を躊躇し変化を恐れます。

ヴィンテージになり得るものは別として、必要ないもの、価値の無いものは思い切って捨てるなり、売るなりしてサッパリしてしまいましょう。
新しいモノを呼び込む為には、その分のスペースが必要なのです。
いま『あるもの』をもう一度よく見渡してみてください。
同じようなものばかりに囲まれていませんか?
これから買おうとしているものは、本当に必要なものですか?

同じお金を使うのならば「モノではなくコト」にお金を使うように意識してみませんか?
『思い出』や『経験』というものはお金を支払えば買えるというものではありません。
自らが体験する事で、それらはいつかあなたの人生に素敵なエッセンスをもたらしてくれることでしょう。

 

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