実はこんな近場にあるの!?知られざる日本のピラミッドをご紹介

秋田県鹿角市にある「黒又山」や長野県長野市にある「皆神山」など日本に実在した隠れピラミッド。日本のピラミッドの特徴はあからさまな人工物ではなく、山のように見えるのが特徴的です。

「ピラミッド」といえば エジプトのものが有名ですが、実は世界各地に似たような建造物が存在しています。

エネルギーを集める形として、ピラミッドの形が最適であるという説、宇宙人から教わったという説、日本が発祥であり世界各地に広がったという説などもありますが、その正体は今なお謎に包まれているのです。

エジプトに比べると、日本のピラミッドの特徴はあからさまな人工物ではなく、山のように見えるという点があげられます。

これは、元々自然が多く地形的に山が多かったので、手を加えるのが最低限でよかったともいわれていますが、調査によって、山のように見えているけれども実はかなり人の手が加わったものだったとわかった場所もあります。

日本のピラミッド(黒又山2)秋田県鹿角市にある「黒又山(くろまたやま)」は、神が宿る聖なる地として知られていましたが、1992年に東北学院大学教授をリーダーとした学術調査隊によって調査されたところ、完全な自然物ではなく、現在では土に埋もれてしまっている部分が階段状になっており、さらに山頂地下に空洞があることがわかったのです。

自然の山を利用した場合には、その周りにストーンサークルが配置されるパターンも多いようです。前述の黒又山もすぐ近くに、日本有数の環状列石である「大湯環状列石」があります。

日本がピラミッドの発祥国であるという説を展開した「酒井勝軍(さかいかつとき)」という人によると、ピラミッドの条件は「自然、人工を問わず三角形の形をした山であること」「頂上付近に球形の石と、環状列石があること」「遙拝するための拝殿があること」なのだそうです。

この条件を元に、酒井が見つけたのが
広島県にある「葦嶽山(あしたけやま)」。

日本のピラミッド(葦嶽山wiki)こちらは、黒又山に比べると自然の要素が強いのですが、古い時代には神武天皇陵だと考えられていたということや、人工的に岩を積み上げた形跡があることから、こちらも、ピラミッドである可能性が高いといわれています。

ちなみに宇宙人的なテクノロジーで作られたというピラミッドもあります。

それは、長野県長野市にある「皆神山(みなかみやま)」。
日本のピラミッド(皆神山wiki)こちらも、中央部には空洞があるのではないかといわれていますが、特徴的なのはその製法。

皆神山に立てられている看板の説明によると、「重力制御技法」による……すなわち石などを浮遊させて運ぶことで、山として創り上げていったとされているのです。

日本のピラミッド(黒又山1)その結果、UFO的なものが離着陸することができる最適の場所になったということで、かなり宇宙人との関係が深いことがわかります。

どれもが由来は違うものの、パワースポットとしても知られており、ピラミッドの真偽はともかく、エネルギーレベルでは一度訪れてみる価値はある場所ですので、興味がある方は春のピクニックがてら足を運んでみてはいかがでしょう?

【今回紹介したスポット一覧】

黒又山
秋田県鹿角市十和田大湯地区中通台地

葦嶽山
庄原市本村町

皆神山
長野県長野市松代