占術と神・仏に精通する、菜奈実さんに聞きました第３回目　「守護神鑑定」に登場する24柱の神々

気学や四柱推命、方位学など数種類の東洋占術をベースに、独自手法とチャネリングを加えて行われる「運命学カウンセリング」などを通して、「あなた（魂）が決めてきた、カルマ（業）とビジョン（未来像）」を伝えることを使命とする菜奈実（ななみ）さん。

菜奈実さんは、占術に詳しいだけでなく、法華経の祈祷寺で出家得度された僧侶であり、神道の神々にも精通されています。
今回はそんな菜奈実さんに、「守護神鑑定」や「弥栄巡り」などの「開運をサポートするメソッドやツアー」などについてのお話を聞きました。

全6回でその全容をお伝えしていきます。

【複雑な『古事記』の世界観をシンプルに理解できるようになる】

—— 「守護神鑑定」では、日本の24柱の神々が登場します。八百万ともいわれる神々の中から、どのように24柱が選出されたのでしょうか？

菜奈実さん：
八百万の神にも神格というものがあります。それらを系統で分析し、人間が同一化すべき重要な24柱に振り分けています（下記資料参照）。
その結果、『古事記』に登場する主要な神々であることがわかりました。
ですから、「守護神鑑定」を学んでくださると、複雑な『古事記』の教えている世界観が、とてもシンプルに理解してもらえるようになります。
「守護神鑑定」では、自分の守護神について知り、その神様と自分の資質やミッションなどを深く知ることができるわけですが、それだけでなく、他の神様と『古事記』についても理解が深まります。
このことが、日本人として持たされているDNAの中のスイッチを、次々にオンの状態にしていってくれるのです。

—— 日本の神々と外国の神々の相関関係についてもわかるそうですね。

菜奈実さん：
そうなんです。例えば、オオクニヌシ様が自分の守護神だったとします。
その場合、インドのシヴァ神が中国に渡り大黒様になり、さらに日本に渡ってオオクニヌシになりましたので、シヴァ神や大黒様との縁にも気づくことになります。
アマテラス様の場合は観音菩薩さまでもある。このように、守護神というのは、決して「1柱だけ」という限定的な世界ではない、というわけですね。
「守護神鑑定」をきっかけにして、神様のルーツを探る旅に出かけていただき、新たな発見をしていただければ、人生がより豊かになると思います。

—— 菜奈実さんはいろんな手法で鑑定をされていますが、「守護神鑑定」の強みなどがあれば教えてください。

菜奈実さん：
やはり、「あなたが生まれ持った素質を知る」という面において、守護神鑑定はパワフルなサポートをしてくれると思います。
この鑑定では、その人の素質を伸ばすために必要な環境はどんな環境なのか、苦手なことを補うために必要な条件はどのようなものか、今どんな風が吹いているのか？　積極的に攻める時なのか？それとも準備に備える時なのか？　どんな準備と対策が必要なのか？　などが詳しくお伝えできます。
そして、守護神を知ることで、恋愛や親子関係、職場の人間関係など、面白いほどに円滑にすることができます。
もちろんすべてにおいて知るだけでなく、「実践すること」が伴います。そのアドバイスをしっかりと行動に移していただければ、「自分の素質を100％発揮しながら生きられる人生」を歩んでいただけると思います。

◎資料：「守護鑑定」に登場する24柱の神々（50音順）と象徴するテーマ

アマテラスオオミカミ：祝福
アメノウズメノミコト：芸能的才能
アメノタヂカラオノミコト：思うままに
イザナキノミコト：新たな誕生
イザナミノミコト：真実の愛
イワナガヒメ：安心・安定
ウカノミタマノミコト：ご利益
オオクニヌシノオオカミ：好機到来
コトシロヌシノカミ：人望
コノハナサクヤヒメ：美
サルタヒコノカミ：未来の予測
ジンムテンノウ：始まりの時
スクナビコナノミコト：相談に乗る
スサノオノミコト：家族愛
スセリビメ：永遠の愛
ゾウカサンシン：調和・融合
タケイワタツノミコト：先導者
タケミカヅチノカミ：交渉成立
タケミナカタノカミ：初心回帰
ツクヨミノミコト：支援
トヨウケノオオカミ：人徳・信頼を得る
ムナカタサンジョシン：見守る
ニニギノミコト：感謝
ヤガミヒメ：絶頂期