クリスティン・ペイジさんと並木良和さん。
二人でワークショップを開催するにあたり、
クリスティンさんが打合せで仰っていた内容を
並木良和さんに聞いてみた。
–クリスティン・ペイジさんの「人を救いたいという気持ちは、実は目覚めている状態ではない」に関してどう思いますか?-
並木さん:癒したいと思うと癒されたい人を生む、救いたいと思うと救われたい人が生まれる、助けたいと思うと助けられる人が生まれる、この2極の世界が惑星なので、だから僕たちが目を覚ましていくと言った時には、この概念から抜けていく必要がありますよ、ということなんですね。
簡単に言うと、例えば、苦しんでいたり悲しんでいたりする人がいる。大変な思いをしている人がいる。世の中、事実いますよね。だけどその人たちというのは、大前提として、その魂が体験したいことを選んで体験しているんだということなんですね。というところから見たら、かわいそうとか、なんてひどいことが起きているんだろうとか、そういう言葉すら当てはまりません、ということなんです。なぜならば、その人が選んで体験しているんであれば、本当に選びかえればいい、いつでもそこから抜けられるという事実がそこにはあるからです。だけど、そこでかわいそうという見方をしてしまうと、その人をかわいそうな人と仕立て上げてしまうことになるんですね。死人に死に化粧を塗るみたくなってしまうんです。
本当にその人に対しての救いを求める、願うというのであれば、そういう見方からいち早くぬけていくことが大事なんだよ、ということなんです。それは「どういうことですか?」と言ったら、完全なる意識が今それを選んで体験しているけど、そこから選びかえれば、いつでも抜け出せるんだという事実にフォーカスするということなんです。それをかわいそうと、あなたはあなたの眠りの意識で感じてしまう。その在り方を変えていくためのバックアップになるんですよ。
–クリスティンさんはこの肉体をもって目覚めていくことが非常に大事であると言いましたが、なぜ肉体を持った状態で目覚める必要があるんですか-
並木さん:この肉体というのはね、中毒性のあるものなんです。例えば、人間の基本的な欲求の中に、睡眠欲、食欲、性欲とかっていうふうにありますけど、こういったものというのは非常に中毒性を持っています。僕たちのもともともの意識というのは肉体を持っていない意識ですよね。非物質界の存在なので。でも、そうすると肉体をもってしか体験できないことを体験したいというのが、ここにやってきた理由の一つになっているんですね。なんだけれど、それにあまりにもおぼれ、慣れ親しんでしまうと、この中毒性のある状態にもう一回戻ろうとしてしまうんです。つまり、肉体を脱いだ後に、もう一回あの体験してみたいわ、懐かしいわと求め、枯渇する。そういう気持ちが出てくると、また肉体に戻ろうとするんですよ。
肉体を持っている間にいかに執着を手放すか。手放していくことができると、この肉体を持ちながら、もっとその先の次元を垣間見ることができます。今まで僕たちは肉体の中で、肉体体験しか知覚することができなかったので、これが全てになっているんです。この先がわからないから、みんなここでグルグルするんですよ。けれど、垣間見る、つまり、この先があるんだと、肉体をもって明確にその先を知覚できるようになると、「あ、その先があるのね。その先があるのね」と抜けていくんです。だから肉体をもったまま今世はアセンションをしていくタイミングを迎えています、と言いましたね。これはまさにそこにあります。
–クリスティンさんは、私たちの肉体は宇宙にいるときの防護服のようなものをイメージしてみてと言ったんですが、先生はそれに関してはどのようなご意見をお持ちですか-
並木さん:この肉体というのは、肉のスーツみたいなもの。この密度の濃い世界を体験するためには必要なものなのです。密度の薄い世界、例えば宇宙の体験をするためには、宇宙服を着ますよね。だけどその逆をやっているわけですよね。海に潜るときにも、海の環境に適したスーツを着ます。それを体験するべく一番最適な条件を準備として整えてくれるのが、このスーツを着るというやつなんですよね。
僕たちは十二分に何世紀にもわたって体験してきたので、もうそろそろこの肉体というものから、完全に意識を、違うフェーズに向けていくというタイミングを迎えている。これも進化の過程なんですよ。だからいつまでもこれがいけないとか、いいとかと言うよりも、それをやっていると僕たちの本質である進化という道から逸れていってしまいますよということもあるんですね。
–さらに、クリスティンさんは「この地球に天国があって、そして人類が目覚めるかどうか関係なく、地球は新しい次元に行っているんだ、もしくは行ったんだ」と言っていました-
並木さん:そうです。地球が怒っているという言い方があるんですよね。地球がいま悲しんでいるとか、怒っているんでしょうかという質問もよくあるんですが、地球は悲しんでもいないし、怒ってもいません。彼女は、地球は女性の意識なのでね、彼女は先に行くことを決めて、それこそ僕たちの感情的に言えば、ワクワクで進んでいっているだけなんですよ。だからあとは僕たちが地球と同調して、次元上昇していくということを決めていくか。それに一致した行動をとっていくかということなんですよね。地球はとにかく僕たちが目を覚まそうが、覚ますまいが、先に行きます。そこについていく人たちが新しい地球と共存、共栄していくという、ただこれだけのことなんです。
しかし、これは排除という概念ではありません。単純にチャンネルが合うか合わないかだけなんです。例えば、私はどうしても6chが見たい、でも8chがこれからの主流なんです、となった時に、8chを見ないとこれからの新しい主流が見えないけど、でも私は6chが見たいんです、8chを見なければ、6chもテレビの場合だったら見られないですけど、チャンネルという概念を置いたとしても、意識はそこに向いてしまっているので、いつまでも8chは体験できないよという話なんですね。
–最後に、21日(土)にコラボセミナーをするクリスティンさんの印象について教えてください-
並木さん:何年か前にクリスティンとご一緒させていただいたときに、ちょっとこう触れ合う機会があったんですけど、すごくバランスがとれている方だと感じました。壮大な概念とか意識とか叡智という表現をしたときに、そういうものを持ち合わせているのに、決して浮ついていないの。ものすごくグラウンディングされていて、ものすごくバランスがとれているんですよね。そういう人ってなかなか珍しくて、なのでそこからまた数年経っていますけど、一緒にこうやってまたお話ができるのがすごく楽しみです。
part1の記事はコチラ
■1月21日(土)開催!並木良和×クリスティン:銀河人類スタービーイングとして「霊的進化を地球で経験する」1day
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