こちらは前回の記事「愛に飢えた子供、愛情不足のサインについて」の続きです。
次回でこのシリーズも最終話です。
お人好しの日本人のわたし……(笑)
前回、イギリスのチャイルドマインダーさんがチャイルドマインダーさん同士でお茶をしながら終始会話をしていて、教会のプレイグループで一人の男の子がわたしと息子にベッタリ付き纏ってくるお話をしました。
何度か同じことが続いたので、毎回このような感じで、教会のプレイグループではチャイルドマインダーさん同士でのんびりお茶をしていることが発覚しました。
こういう時に、お人好しの日本人のわたし……(笑)
チャイルドマインダーさんに会ったらハッキリ言おうかとも思ったのですが、言えませんでした。
その教会には何人かのチャイルドマインダーが子供達をまとめて教会のプレイグループに連れて行っているみたいで、どの人がその男の子のチャイルドマインダーかもよくわかりませんでした。
それに何を言えば良いのか……
「あなたが預かっているお子さん、うちの子に付き纏ってきます。もっと子供をよく見て!」
と言えば良いのか? とても弱気な日本人のわたしです。笑
だったら他のプレイグループに行けばいいや! と思ったのです。
それに、息子がもう少し大きくなったらあの子と遊べるようになるかもしれないし…
その子が意図的に意地悪を息子にしているのならば、言いたいことがハッキリとあるのですが、愛に飢えていて付き纏ってきている男の子なのでわたしが拒否すると可哀想にも感じました。
もしも「男の子が付き纏ってくるのを息子が怖がって泣いている」と伝えれば、今は放置しているだけですが、何かのアクションは起こしてくれたかもしれないです。
ただ、下手な伝え方をすると愛情不足の男の子に変に伝わってしまうのも怖いと思いました。
愛に飢えた子供との接し方
下手な対応をすると、子どもの自己肯定感が下がってしまいます。
そのことにより、大げさかもしれませんがネガティブなかたちで男の子の将来に影を落とす可能性もあります。
きっと本当はご両親と過ごしたくて寂しくて愛情不足だから、わたしに話しかけてくるのだと思います。
その男の子に「パパとママはお仕事に行っているの?」と聞いたら寂しそうに「うん」と言っていました。
ご両親の愛が足りていないように感じたのです。
だから、下手にわたしもこの男の子を拒否するのも良くないと思いました。
居場所がないからわたしのところに来ている子供の気持ちもあるからです。
愛に飢えた子供への伝え方
全てを拒否するのではなく、やめて欲しい部分があるのならば理由を付けて相手にわかるように説明してあげると良いと思います。
わたしの場合……
乗り物を乗りながら近づいてくるのをやめて欲しい。
理由……
息子が怖がって泣いているから
と伝えました。
しかし、わたしの英語の発音が悪いのか、
その男の子もまだ英会話が完璧に理解できる年齢ではないので理解ができなかったのか…
または、男の子は息子と遊んでいるつもりだったので、息子が怖がっていることが伝わらなかったのか……
理由はわかりませんが、あまり伝わりませんでした。笑
次回でこのテーマは最終回です。
「愛情不足の子供にさせない為に親ができる事とは?」についてお伝えします。
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
https://london-mei.com/