こちらは前回の記事「英国育児。チャイルドマインダーと保育園どちらを選ぶ?」の続きです。
イギリスにいて思うチャイルドマインダーについて
イギリスは男女問わず妊婦さんや子供に優しい人が多いです。
子供にとてもフレンドリーな国です。
電車で息子と向かい合わせになった女性が、いないいないばあ(英語でPeek a boo)をしてくれたりしたこともあります。
子供が好きそうな人も多いので、本当に子供が好きでやっている人も多いのかもしれません。
もちろん、体力も必要ですし大変な仕事だとは思います。
イギリスではチャイルドマインダーを好んで子供を預けるご両親も多いので、やりがいのありそうな仕事です。
ただ、保育園とは違って個人でされているので、このチャイルドマインダーさんは大丈夫なのか? と不安に思ったこともあります。
一人一人全く違うチャイルドマインダー
前回の記事で、2歳くらいの男の子のパパがナーサリーではなく、チャイルドマインダーに預けていて、何より子供がチャイルドマインダーさんを気に入っていると教えてくれた話をご紹介しました。
どんなチャイルドマインダーさんなのか気になっていたのですが、たまたまそのチャイルドマインダーさんに実際にお会いする機会があり、確かにこの人は素敵だ! と直感で思いました。
少し会話をしただけでしたが、きちんと子供のことを見て接している感じが伝わりました。
子供に好かれる理由がわかりましたし、経験も豊富そうな貫禄もありました。
チャイルドマインダーに預けるのは躊躇すると思った場面
チャイルドマインダーにも色々な人がいるのも事実です。
これは、地方都市に引っ越してからの話ですが、子供を教会のプレイグループに連れて行った時に、チャイルドマインダーさんが全然子供達を見ていないで驚いたことがありました。
その代わりにわたしがその中の一人の男の子を見ていたので、あれ? わたしがチャイルドマインダーなの!? という感じでした。笑
その時は、親が連れて来ているのだと思っていたので、ママはこの子よりももっと小さいご兄弟のお世話をしていてお兄ちゃんにまで目が行き届いていないのかな? と呑気なことを考えていました。
ずっと放置されているのでまさかプロの仕事だなんて思わなかったですし、ここの教会のプレイグループには小さな赤ちゃんを連れて来ている親御さんも多かったので、この子の両親もそういう状況なのだと思っていたのです。
チャイルドマインダー同士でお茶をしながら終始会話
その男の子はわたしと息子にベッタリと付き纏ってきて、息子はその子の行動が怖いみたいで泣くこともしばしば。
この男の子のご両親はどこにいるのだろう?
不安に思い、教会のプレイグループのお世話をしてくれる女性に聞きました。
「この子はチャイルドマインダーが連れてきている子よ」
と教えてくれました。
そしてわかった衝撃の事実! なんと!
チャイルドマインダーさん同士でお茶をしながらのんびり会話をしていたのです。
プレイグループにはたくさんのおもちゃが並んでいるので、自由に遊ばせたら良いのかもしれませんが、2時間近い時間をほとんどチャイルドマインダーさんが見ていませんでした。
他の子供を見ていたのかまではわかりませんが、少なくてもその男の子は9割くらいの時間をわたしの側で過ごしていました。
あの教会のプレイグループは好きだけど、行く度に男の子が付き纏ってくるので行かなくなりました。笑
その付き纏ってくる子供は〝愛に飢えた男の子〟でした。
続きは次回お伝えします。
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