ロンドンからこんにちは。
前回の続きです。
︎ソーラーパネル盗難の被害届
夫はすぐに警察に被害届を出しに行く!と言ってパスポートを持って飛び出しました。
わたしは留守番をしていました。
すぐに夫から電話があり、ナローボートのプレートの番号を教えて欲しいと言われたので伝えました。
その後、夫が戻ってきたので「どうだった?」と聞きました。
1枚ぺらっとした紙を持って帰ってきただけで、特に警察が何かしてくれる訳でもないそうです。
紙にはいつどんな被害に遭ったのかなどが記載されていました。
「ソーラーパネルを盗まれたと言ったら〝ソーラーパネルって何?〟と聞かれた」と夫。
外国人が担当で言葉が通じなかったの!? と聞いたらイギリス人で英語は通じているけれど、ソーラーパネルを知らない人だったそうです。
仮に警察が外国人で言葉が通じない人が働いていても困りますが、ソーラーパネルを知らない人だったの!?
その場にいた同僚が、彼女にソーラーパネルとは太陽光で発電を行うためのパネルのことだと説明したそうです。
運河付近にある防犯カメラに犯人が映っている可能性もありますが、そのような確認もなかったそうです。
ソーラーパネルはいつ盗まれたのだろう……
そんな感じで警察に被害届を出したからと言って何も解決しませんでした。
わたし達は考えました。
いつ盗まれたのだろう……
ソーラーパネルはとても大きいです。
1人で運んだというよりは、2人以上の犯行だと思います。
もしナローボートの屋根に人が乗っていたら、気づくと思います。
「夜、僕たちが寝ている時かな?」と夫。
昨夜、夫が仕事から帰ってきた時には既にソーラーパネルがなかったのかは2人とも見ていませんでした。
ソーラーパネルを盗まれた仲間に出会う!
その後、ナローボートのソーラーパネルを盗まれた被害者に遭遇する機会がありました。
わたし達以外にも、盗まれた人がいるのか! と思いました。
「ソーラーパネルは何年か前は高価だったけれど、今はその頃に比べて安くなっているから、しっかり固定していなかった!」
と彼らは言っていました。
それからしばらくはソーラーパネルなしで生活をしました。
12月にイタリアへ夫の実家に8日間行く予定だったので、その間にまた新しく購入して盗まれたら困るからです。
また、冬のイギリスは天気も良くないのでソーラーパネルがあってもあまり発電できないという理由もありました。
ソーラーパネルがなくても、ナローボートのエンジンで発電することができます。
基本的には停泊しているので、発電する為にエンジンを動かす必要があります。
ただ、冷蔵庫はすごく電気を使うので切った状態で使っていました。
冷凍庫は使えないですが、水面で暮らしているので電気を切っていても食材を冷蔵することができます。
翌年にソーラーパネルを購入し、次は夫がしっかりと盗まれないように固定しました。
この続きは次回お伝えします。
次回もお楽しみに!
イギリスの運河でナローボート暮らしをしている日本人はまだ少ないので、取材などもいただいています。
ブログにナローボート情報を更新しています。
ナローボート生活のYouTubeもアップしていますので、興味のある方はぜひご覧くださいね。
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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