ナローボートに美容師さんが来てわかった普通の暮らしとの違い
Part.29Part.30では、ナローボートの天井やカーペットについてお伝えしました。
そんなナローボートの環境でヘアカットをしてもらいました。
今回はその時に改めて気づいたナローボート暮らしで出来ないことについて書きます。
美容師さんがナローボートに来た日
今年(2017年)の6月下旬に美容師さんがナローボートに来てくれて髪の毛を切ってもらったことがあります。
考えてみれば、ナローボートに誰かが来るのはその日が初めてでした。
まだ色々とDIYをしている段階でした。
カーペットを捨てて新しくする予定にしていたので、切った髪の毛がカーペットに落ちても問題ないのでナローボートで切ってもらうことにしました。
この時に、やはりナローボート暮らしは普通の暮らしで当たり前のことが当たり前でないことを痛感しました。
ナローボート暮らしと普通の暮らしとの違い
天井の高さ問題
まず、天井の高さです。
身長が高い美容師さんだと髪の毛が切りにくいのではないか? ということです。
普段、私生活では気にならない天井の高さでしたがこういう時に不便だと思いました。
男性に身長の高さを聞くのは女性に年齢を聞くくらい気が引ける気がしましたが、紹介をしてもらった美容師さんで直接お会いしたことがありません。
ヘアサロンは日本でも天井が高い場所が多い気がしたので、天井が低いと切りにくいのか少し心配になりました。
一応、背が高い男性だと頭に天井がつくくらいの低さなので、髪の毛を切ることは問題ないでしょうか?とメールをしました。
こういう時に天井が低いと不便だと思いました。
普段はヘアサロンで切ってもらうので、そもそも出張で美容師さんに髪の毛を切ってもらう経験自体が人生ではじめてでした。
逆の言い方をしたら天井の高さに関しては、その時くらいしか不便だと思ったことがないです。
美容師さんからの返信は、背が高い方でないので問題はないとのことでした。
水問題
この時はウォータータンクが壊れていて、ナローボートのキッチンの蛇口からは水が出ませんでした。
(関連記事Part.18)
念の為、諸事情により水が出ない旨も美容師さんに伝えました。
「かしこまりました。水はこちらで用意していきますので問題ございません」
とのことでしたが、そんな家(我が家はボートですが)に訪問するのはきっと初めてだったと思います。
ドライヤー問題
「ドライヤーをお借りしてもよろしいでしょうか?」と出張美容師さんからメールがありました。
「おそらく乾かす時間は、ロングヘアーでしたら早くても15分はかかるかと思いますが、そのくらいの時間は大丈夫でしょうか?」
とのことでした。
前のシェアハウスではドライヤーを使っていたので、ドライヤーは持っていますがナローボートではドライヤーを使うことは実は少し大変です。
使おうと思えば使えますが、エンジンのエネルギーで使う方法になるので、家のようにコンセントをさすだけでは使えません。
いつもジムのシャワーを浴びて、そのままジムに置いてあるドライヤーで髪の毛を乾かしています。
美容師さんにも
「大丈夫と思いますが、その日、髪の毛を切ったあとジムのスイミングクラスがあるのですぐに髪の毛が濡れますのでタオルドライでもよいですよ?
水泳が終わったらジムでドライヤーしますので(^ ^)」
と返信しました。
いかがでしたか?
今回はナローボートに美容師さんが来てわかった普通の暮らしとの違いについてお伝えしました。
次回もお楽しみに!
イギリスの運河でナローボート暮らしをしている日本人はまだ少ないので、取材などもいただいています。
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