カーテンの布はなかなか選べなくて夫と何時間もデパートに滞在していました。
途中でデパートのカフェでティータイムをして……
結局、その日は布を決められず、後日仕事帰りにわたしが一緒に決めた柄の布を購入しました。
新婚だからかもしれませんが、ナローボートの作業自体がデートでした。
今思い出しても、新婚生活で共同作業ができて良かったと思います。
「この人(夫)とならば、どんな環境でもサバイブできそうだ!」
と思えたからです。
予定外にウォータータンクが壊れていたので、それには少し驚きました。
蛇口から水が出ないのです。
つい最近まで容器に水を汲んで暮らしていました。
電気に関しては改めて詳しく書きたいと思いますが、風力発電できるはずの風力発電機(wind generator)も壊れていました。
その為、夏前までは冷蔵庫すらない環境でした。
その後、ソーラーパネルを取り付けて、太陽光発電をしてからは冷蔵庫が使えるようになり、冷たいお水が飲めるようになりました。
タイで暮らしていたわたしの経験が活かされた時
普通の女性ならば
「え! そんなボロボロのボートに住みたくない!」
と言うかもしれません。
わたしの実家は、大変住みやすい環境でした。
阪神淡路大震災後に家が潰れた母方の祖父と祖母の為に、父親が二世帯住宅として新築で建ててくれました。
リビングに充実したキッチン。
足の不自由だった祖母の為にエレベーターがあり、お風呂でラジオが聴けたので入浴タイムも癒しのひと時でした。
そんなわたしでしたが、ある時に微笑みの国、タイへ飛び立ちます。
はじめて宿泊したタイのゲストハウスは、え? こんなクオリティの建物なの⁉︎ と言うような環境でした。
「温かいお湯のシャワーが出るよ~」
と、日本では当たり前のことですがお湯が温かいことも宿の売りになるようなゲストハウスでした。
1人部屋の個室でシャワー付きの部屋にしましたが、外の虫がたくさん入ってくるような宿でした。
その後、わたしはタイの生活にハマるのですがタイで暮らしてから
「ある程度のクオリティの場所でも住める免疫」
みたいなものを得ていました。
タイで出会った外国人の女性は強かったことにも驚きました。
カナダ人、オーストラリア人、アメリカ人、様々な国籍の人に出会いましたが、逞しく安いゲストハウスで楽しく暮らしていました。
さすがにあの宿は何かの修行のような宿だったので、2回目にタイへ行った時は、前回よりもお金を払って女性限定の綺麗なゲストハウスに泊まりましたが……
でも、あのバックパッカーのような(スーツケースで行きましたが)タイ暮らしがナローボート暮らしには活かされました。
次回もお楽しみに!
ナローボートを購入した直後の様子をYouTubeにアップしています。
イギリスの運河でナローボート暮らしをしている日本人はまだ少ないので、取材などもいただいています。
ブログにナローボート情報を更新しています。
ナローボート生活のYouTubeもアップしていますので、興味のある方はぜひご覧くださいね。
ブログが新しくなりました!
︎♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
http://london-mei.com/
(トップ画像は、購入した直後のナローボートのベッド)