河暮らし。自然の恩恵で発電、薪で暖を取る暮らしにある豊かさ

ロンドンからこんにちは。仲谷めいです。

天のお告げだったのかなぁ。

お昼に冷えたお水を飲んで夫と

『お水が冷えていて美味しいね』

と冷えた水に感動しました。

そんな日に、ボートの外側に巣を作っていた水鳥の赤ちゃんが誕生しました。

運河で生き物と共存している暮らしは、豊かな気持ちにさせてくれます。

7月になってから冷蔵庫が必要のお告げの意味がわかったのですが、それはまた改めて書きますね。

 

手放したから得られる心の豊かさ

ボートで暮らしてから電子レンジなどもない生活ですが、電子レンジはなくても困ったことはありません。
あえて言えば、電子レンジでできるポップコーンを食べたい時くらいです。笑

炊飯器はイギリスに来てから一度も使っていませんが、片手鍋にお米と水を入れて火で炊く方が炊飯器よりも早くできます。

また、春先の寒い時は薪ストーブを使いました。
薪を入れて火をつけて、パチパチと鳴る音に心地よさを感じながら過ごしました。

それでもまだ寒い時は、夫にピタッとくっついてお互いの体温を分け合っています。

これを
『ヒューマンヒーター』
とわたしが命名しました。

薪ストーブを使っている時の熱を利用して、ストーブの上で焼き芋を作りました。

これはわたしのアイディアだったのですが、夫が喜んでくれて『またストーブを使う時にやろうね!』と話しています。

薪ストーブで暮らすようになってから、一つ楽しみが増えました。

 

また失っても生きていける、という気持ちの開放感

電化製品を一度手放しているので、また失っても生きていけるという気持ちの開放感はあります

太陽光発電で暮らすようになってからは、晴れた日には太陽の恩恵に感謝します。

最近、イギリスのフラワーショーで購入した北アメリカの虫食い植物には、雨水をあげて下さい、と言われています。

雨が降った日には、植物にあげるお水が手に入るので雨の日も自然の恩恵をいただいています。

シンプルな暮らしの中で見えたものは、手放して得られた心の豊かさでした。

『ないと生きていけない!』と無意識に感じている刷り込まれた意識から開放されると、自由が見えました。

先日、母と妹が日本からイギリスに遊びに来てくれました。

ボートにも少し来てくれたのですが、
『不自由そうな生活だね』
と言われました。

確かに不自由な暮らしに見えるかもしれません。

でも、わたしは手放す豊かさを得てから更に自由な人生を歩んでいます。

この暮らしをして感じたこと、それは
【贅沢=〝自由〟ではない】
【不自由に見える暮らし=〝不幸〟ではない】
ということがわたしの結論です。

もちろん、お金がたくさんあるほうが自由な暮らしができる選択肢が増えます。

ただ、心の豊かさは手放して解放されたからこそ、得られるものもあるのではないかな、と思うのです。

イギリスの運河でナローボート暮らしをしている日本人はまだ少ないので、取材などもいただいています。
ナローボート情報を更新しています。

ナローボート生活のYouTubeもアップしていますので、興味のある方はぜひご覧くださいね。

 

♦︎引き寄せの法則~プリンセスマインドブログ
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