昔からデトックスは年に一回の行事でしたが、環境が変わったので現代人はもっと頻繁に行った方がいいかもしれません。
ボディーとマインドにとってデトックスは非常に重要です。
現代社会には有毒物質があふれています。
空気中の重金属は人体の軟部組織に蓄積します。
多くの家庭用品に入っている揮発性有機化合物（VOC）は、がん、目や気道の炎症、頭痛、めまい、記憶喪失のリスクを高めます。
ペットボトル入りの飲料には外因性内分泌撹乱物質（環境ホルモン）のビスフェノールAが溶け出しています。
こうした環境下では、私たちは健康を保とうとしても、妥協せざるを得ません。
デトックスとは、体内にたまった有害物質を減らしたり除去したりすることです。
私たちの体内にはもともと素晴らしい解毒システムが備わっています。
主に解毒機能を担っている臓器は肝臓で、解毒には2つの段階があります。
しかし、有害物質が多すぎると処理しきれず、未処理分は体内にたまってしまいます。
頭痛、慢性感染症、過敏症、記憶力の悪化、関節痛、割れやすい爪、艶のない髪、肌のトラブル、大人のにきび、乾癬、体重の増減、疲れ、鬱、先延ばし症候群は、いずれも体内の有害物質の蓄積を示唆しています。
それでは、しばらくの間、食習慣や生活習慣を変えることで、どのような恩恵を得られるのでしょうか。
1） 身体全般の健康が増進します。
2） 疾患が好転する可能性。断食はとりわけ心疾患、関節炎、自己免疫疾患、免疫不全、皮膚疾患、過敏性腸症候群の改善に効果があることが示されています。
3） 感情のブロックや固定概念がなくなります。好機がやってきて自由に人生を謳歌できるようになります。
4） 精神的な明晰さが増し、ハイヤーセルフや運命と強いつながりが持てるようになります。
本格的な断食は食物だけでなく水も断ちます。
これを実施する場合は、事前に健康状態のチェックが必要ですし、期間中も専門家の綿密な監督を要します。
一方、食事制限によるデトックスは、基本的な指針さえ守れば安全かつ効果的に行えます。
それでは、どこで始めたらいいのでしょう。
計画と準備がカギを握ります。
自分が何を望んでいるのかをよく考えてください。
一番気になっているのは肉体ですか、それとも感情や魂でしょうか。
忙しい中で、デトックスにどのくらいの時間を割けますか。
ご自身の浄化に専念できますか、それとも通常の生活をしながら（働きながら）デトックスに取り組みますか。
どの程度デトックスしたいのですか。
昔の人たちは、デトックスの力や必要性をよく知り、デトックスがいかに身体や心、魂を癒すかをよく理解していました。
それだけの価値ある行為なのです。
是非あなたもご自身のデトックススケジュールを組んでみてください。
次回はデトックスに向けての準備についてお話します。
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