異性に何を求めているのかを明らかにした研究があります。
進化心理学者のデビッド・バスは、世界33カ国で、男性が女性に配偶者として求める性質と、女性が男性に配偶者として求める性質について調査しました。
その結果、「容貌の美しさ」「頼れる性格」「社交的」だということがわかりました。
この研究結果をベースに心理学的検討を行います。
モテ女はよく食べよく運動する
男性を惹きつける「フェロモン」
動物では、妊娠の用意ができたメスはフェロモンというホルモンを出してオスを誘います。人間の場合も成熟した女性はフェロモンを発散します。フェロモンを感じた男性は無意識に惹きつけられます。
フェロモンの主成分はアミノ酸です。アミノ酸は肉や魚豆類に多く含まれています。アミノ酸を効率的に吸収するためには、ビタミンB群も重要な働きをします。バランスの良い食事を心がけることが必要です。
可愛くなって痩せる有酸素運動
また、健康を維持するためには運動も不可欠です。日本人の摂取カロリーは消費カロリーより多いことから、厚生労働省では、一日7,000歩以上歩くことを推薦しています。歩くことは有酸素運動の一種で脂肪を消費することが知られていますが、その他にも、抗重力筋を鍛える効果があり、腹筋や背筋を鍛え姿勢を良くする効果や表情筋を鍛え目をぱっちりさせほうれい線を薄くする「可愛くなる」効果もあります。
また、朝日を浴びた運動は様々な神経伝達物質を分泌させ、満腹感が得られる、やる気が出てくる、よく寝られるなどのメリットも得られます。正しい生活習慣を心がけることが大切です。
恋する女はキレイになる
女子力をアップさせるエストロゲン
「恋する女はキレイになる」と言われます。デビッド・バスの調査でも容貌の美しさがあります。容貌の美しさとは、女性らしい体つきなどのセックスアピールにつながることで、女子力をアップさせるということです。
その理由は、エストロゲンにあります。フェロモンは女性ホルモンのエストロゲンの分泌と関係があります。フェロモンとエストロゲンを分泌させるには、エストロゲンは、成熟した健康な女性で分泌され、女性らしい体を作り、肌をきれいにして男性にとって魅力的になります。
エストロゲンを増やすには
特に、エストロゲンの一種であるイソフラボンが有名ですが、多忙な現代人には不足がちな栄養素で、大豆、豆腐、豆乳などに含まれています。魚やにんにくに含まれるビタミンB6も併せて食べてください。また、エストロゲンは卵巣で作られますが、卵巣の健康を保つためにはモロヘイヤ、大根の葉、アボカド、アーモンドに含まれるビタミンEも食べましょう。
そして、エストロゲンを増やす方法は、日頃から正しい生活習慣を心がけることが大切です。
モテる女は明るく笑顔が絶えない
友達や知人に笑顔で接してみてください。何人かは笑顔で返してくれるでしょう。昔「笑い袋」というオモチャがあって、その笑い声を聞いているだけで、可笑しくなって大笑いしたものでした。また、相手が怒りをあらわにすると、こちらも怒りを感じてしまいます。
あくび、笑顔、怒りが移る
このように、感情が移る理由とは何でしょうか?
大脳の奥深くに扁桃体という神経核があります。この扁桃体は、他者の恐怖、悲しみ、幸福、などの表情を見ると、意識を伴わずに自動的に同じ感情を活性化することがわかっています。あくび、笑顔、怒りが移るということです。
自分の感情が帰ってくる
好きな人に対して笑顔で接すれば、笑顔で帰ってきます。恋愛にこのような楽しさは大切です。また、笑顔で接することは、好感度アップにつながります。
ニコニコしているだけで簡単です。作り笑いでもOKです。