人間関係を円滑に進めるにはとてもいい能力ですが、あまりにも空気を読み過ぎてしまうと他人の思っていることを読むのは得意なのに自分のことがよく分からない、自分の本心が行方不明状態になる方もいたりします。
実はこの状態になっている人が非常に多いです。
そんな方の鑑定の依頼を受けることもあるのですが、鑑定の際に潜在意識に繋がってみるのですが、あまりに自分以外の他人の思惑や数多くの情報に本心が埋もれてしまっていて前世もハイヤーセルフも見えにくい状態になってしまっています。
まずは自分のことを自覚してみる。
そんな状態に陥らないようにするためにどうしたらいいんだろう?
まずは自分が他人の思惑や世の中に溢れる情報をキャッチしやすい傾向があると自覚することです。
こういう人たちってまず自分の力について無自覚な人が多いです。
空気を読んで行動することって、この世の中ではあまりにも基本的なことなのでそれがスピリチュアルな能力だなんて誰も意識しません。
無自覚だからこそ自然と空気を読み、自然と他人の感情に同調したり、他人の思惑を優先したり、情報をいっぱい受け入れたりして自分が行方不明になって苦しい思いをしちゃうのです。
ただ、空気を読むのが私は人より上手いのだと自覚して他人と自分の境界線を引くことから始まります。
私も未だにここを特訓中です。
この気持ちは自分の気持ちなのか？ 誰かの気持ちを無意識に受け取ってはいないか？ これは私の都合なのか？ 相手の都合に合わせた、都合のいい人間になっていないか？
自分を擦り減らしてまで他人に付き合っていると、いつか限界が来てしまいます。
自分を擦り減らさせてまで自分に付き合ってもらうことを強要してしまうと、いつしか関係が歪んでとても苦しいものになってしまいます。
自分とそれ以外の他のものに線引きをすること、自分以外のものをなるべく請け負わないようにすること。
自分を救えるのは自分だけで、相手を救えるのもまた相手自身なんです。
ちょっとずつ自分のことを叶えてあげよう。
空気を読み過ぎてしまう力が強い人は少しずつ自分の気持ちを発掘していって、自分の気持ちを小さいことからでもいいので叶えていってあげることをオススメしています。
潜在意識に沈んだ前世や魂そのものを見ていると、この世の中に何のために生まれてきたの？ って言われたら自分の魂を喜ばせるためも大切な目的の一つに思います。
今日はお気に入りのカフェに行ってみようかなぁ……とか、趣味に没頭してみようかなぁ……とかね！
ちょっとずつ自分の気持ちを叶えてあげること。
自分自身の魂を喜ばせてあげること。
これも目に見えない情報をしっかりと受け取って、歪めずに正確に読み取ることに必要です。
他人の思惑や自分以外の人や物の情報に頭がいっぱいでは受け取れるものも受け取れないし、正確に読み取ることも難しいですから。
この「空気を読む」というスピリチュアル能力は、程度はあれど絶対みなさん使って生きている能力の1つです。
なんでもそうですが、適切なところで適切な分だけ使って活かしてほしいなって思います。
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