全く体の疲れを感じていない方がリラクゼーションサロンに足を運ぼうと思うわけはないからです。
(体が心配してるので)もっとこまめに体のケアをしてあげた方がいいですよ、とお伝えしますがキョトンとした顔をして「はぁ、そうですか……。」という方もいます。
この時、とてももどかしい気持ちになるのです。
私には体の声をお伝えすることしか出来ないからです。
体のメンテナンスをどうするか決めるのはあなた。
~魂と肉体編~で肉体はあなたという魂を守る器であり、あなたがこの世界で生きて経験するための乗り物でもあるとお伝えしました。
では、そのメンテナンスは誰がするのか?
医者でも、セラピストでも、薬でも、整体師や治療家の先生でもありません。
本来、あなたの体の声を一番に感じとり、そこからどうケアしていくか決めるのはあなた自身なのです。
あなたの体の感覚はあなただけのもの。
気持ちよさも、痛みも、味覚も、触覚も、嗅覚も、視覚も、あなたが感じているあなたの体の感覚は唯一あなただけのもの。
それはあなたの体のことは、この世界で生きているうちはあなただけが背負うということでもあります。
私があなたに体からの声を伝えたとして、そこから体のケアをどうするかはあなたが決めなければなりません。
演奏家が自分の楽器をいい音が出るように自分で手入れしたり、管理するのと一緒です。
体の持ち主が自分の体の声を聞き取れない場合もありますが、体の声が聞こえていても何らかの事情で体のケアが追いつかない場合もあります。
社会の仕組み自体が体のケアをしていくことを難しくしている面もあります。
体の声が直に伝わってくる分、とてももどかしいです💦
自分の体に触れるだけでいい。
体は愛情を込めて触れてもらうのが大好きです。
自分で自分の体を抱き締めてあげたり、家族の方に優しく撫でられたり、恋人に撫でられたりしたら気持ちよくてたまりませんよね(笑)。
これは自分で足を撫でたり、肩を擦ったり……それだけで体は嬉しいのです。
自分を抱き締めて「いつもありがとう、大好き❤」って言ってみるだけで違います。
私は調子が悪いとき、不安なとき、それをやるととても安心します。
だってどこまでもいつまでも自分の味方をしてくれる存在を感じることが出来るのですから。
体に触れていると結構意識していなかった体からの声が聞こえるようになるものです。
体からのメッセージ。
最後にどんな人のどんな体でもあなたに伝えているメッセージをお伝えします。
『あなたのことを愛しています。
あなたのことを受け止めて、一緒にこの世界に生まれてきた瞬間から
最期の時まであなたの傍であなたを守り続けます。
あなたが私にどんなことをしても、私はあなたを受け止めます。
あなたがこの世界で最後まで生き抜けるように。
私があなたを守ります。』
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