大衍筮法による易占、4096の卦から得られる、先哲の英知。
取り入れてみると、ちょっと素敵な一週間になるかも?
易者MIKAKU(未畫齋)がお伝えします。
インターネット誕生日。
10月29日は、「インターネット誕生日」なのだそうです。
1969年に、原型が初めて稼動したのだとか。50年近い歴史だったんですね!
インターネットのおかげで、私もトリニティウェブと、そしてこの記事を読んでくださっているみなさんと、繋がることができている。小さくとも、ご縁が生じている。
そう思うと、その存在に、感謝したくなります。
縁とは不思議なもの。
縁と言いますと、「ご縁がありますように……」という言葉にも代表されますように、普通は「よいもの」というイメージがあります。
が、中には「悪縁」というものもあるようで。
その対策(?)として、全国各地に「縁切り寺」や「縁切り神社」というものがありますよね。
江戸時代など、そこに駆け込めば離縁が認められたとか、そのような話を聞いたことがあります。
私も、先ごろ、東京都は板橋区の、「縁切り榎」なるものの前を通りかかりまして。
なかなかの場所でした。
こちら(東京Deep案内)を、ご参照ください。(http://tokyodeep.info/itabashi-engiri-enoki/)
ちょっとおどろおどろしくなってしまいました。
こうしたことを言い始めてしまうと、過度のオカルト(?)に流れてしまう危険もあるかもしれませんので、ほどほどにいたします。
周辺は、明るく賑わった商店街ですよ!
江戸時代の旧中山道・板橋宿をそこはかとなく感じさせる風情もあります。
小春日和、ちょっとしたお散歩には最適の場所だと思います!
悪縁への対処法
良いご縁については、いろいろな方が開運の秘訣を説いてくださっています。
でも、今回の私の記事。
そのテーマは、良いほうのご縁ではありませんで(笑)。
悪縁でありますが。
どうも、「関わってしまうと、難しい」というところがあるように思えて、なりません。
積み重なっていくと、抜けにくい。しがらみが生じてしまう。
人間関係を例にしてしまうと、ドロドロになりかねませんので……物を例にしますと。
過度の飲酒や、禁煙を目指す人にとっての、タバコなどでしょうか。
「ああ、そうそう。やめられないよねえ。」って話、聞きますよね。
「悪縁を、解く」にはどうするか。
いろいろな方法があるとは思いますが、「解」の四爻に、このような言葉があります。
「足の親指を断つぐらいの気持ちで、つまらない人間との腐れ縁を断ち切るべきだ。同志が現れ、誠実なつきあいができるだろう。」
強烈ですが、一面の理が、そこにはあるかと。
スパッと行くのが、一番なのだと思います。
何だかんだ言っても、ここまで付き合ってきたし……。
そう思っても、こりゃダメだと思ったら、きっぱりお別れする。
「夬」卦の五爻や、「遯」の卦などを見ても、それが易の姿勢であるように見えます。
悪縁への対処法、先人の知恵に思えてなりません。
とは言え、「ほんとうに、こりゃダメだ」なのか。
その見極めが、一番難しいのですよね。
今回のお話は、「もう、誰がどう見てもつきあうべきではない」ようなケースを念頭においております。
暴力とか、勝手に名義を使っての借金とか。
そういう時は、きっぱりお別れすべきではないかと。
と、こんな視点はいかがでしょう?
無駄遣いを見直すと、吉。
個別の問題について、指針を提案いたします。
参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。
金運:無駄遣いを見直すと、吉。
仕事運:取引先、大事ですけれど。見極めも大事かも。
就職・転職:どうしても無理なら、しがみつくべきではないかもしれませんよ?
恋愛・結婚:悪縁ならば、お別れを。
家庭:良くない習慣とは、さようなら。
学問・芸術・趣味:思い切った改革に吉。
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