88歳からが本当の老後 過去でもなく、未来でもない ~そこから自分はどう生きるのか~

老後

こんにちは
mikaです。

今回はフリージャーナリストの音田昌子さんと瀬戸内寂聴さんの言葉をご紹介します。

 

— お釈迦様の説かれた『苦』とは —

音田さんは77歳

友達の勧めで読まれたという「95歳まで生きるのは幸せですか?」という寂聴さんの著書で『八十八歳からが本当の老後』という言葉に、なら自分の老後はまだ10年以上先かと驚かれたようです。

老後

寂聴さんは88歳まで比較的に健康的でお元気だったため、自分が高齢であるという自覚が弱かったよう。

88歳のときに圧迫骨折をされ、何度も入退院を繰り返し老いを実感されました。

『人は自分の人生さえ思うままにならないのです』

これがお釈迦様の説かれた「苦」

この事実を突きつけられるのが、概ね八十八歳だと……

身体が明らかに下り坂を迎える八十八歳以降こそ、本当の意味での「老後」

そしていつ終わるかわからない人生だからこそ、一日一日、一瞬一瞬を大切に生きたいと寂聴さんは言われる。

 

— 過去でもなく、未来でもない —

「一夜賢者の偈」という経典の中のこんな言葉

『過去を追ってはならぬ。未来を願ってはならぬ。過去はすでに捨てられ、未来はまだ来ていない』

老後と呼ばれるほど長生きできれば、生きているだけで儲けもの。

『老人らしくではなく、自分らしく生きれば、いつ人生が突然変わっても悔いは残らないはずだ』という、寂聴さんの言葉を信じて、いまを大切に生きたい。

と音田さんは言われていた。

老後

そして

私は現在55歳

老後と言われるものを、この先ぜったい経験できるとは限らないのだから、より今と真剣に向き合おうと、お二人の言葉を聞いて改めて思った。

 

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