それがわかっているのは、本当に死ぬ前でしたか? ~ あなたの使える時間 ~

—死の直前の言葉—

こんにちは!
mikaです。

「人が自分の死期を悟った時『いい人生だった』と思う人は少なく、たいていは『後悔』である」と聞いたことがある。

人が最期に一番多く残す後悔の言葉は
『もっと色んな事をしておけば良かった』という言葉のようです。

確かそういう本も出ていましたよね。
この言葉に共感して、本を読まれた方も多いのでは?

その本を読まれた後は「よし! 今からやりたいことをやろう!」と即行動に移された人もいるかもしれません。

けど、中には「よし!」と思いつつも、1日1日が過ぎていき、本を読み終わったあとの感動もだんだんうすれてしまい、本を読む前の状態に戻られた方もいるように思います。

そして、そういう人でも死の間際には、
やはり同じような言葉を言われるのでしょうか?

本当は死を前にしなくたって、与えられた時間に限りがあるのはわかっていること。

100歳まで生きる時代だと、保険会社のCMはしているけど、だいたい80歳くらいまでと考えても自分たちが生きているのは29,200日。

その29,200日のうちの8,030日は学生だったとして、残された時間は21,170日です。

自分のしたいことをするのに、自分の気力、体力はどのくらいまで続きそうですか?

 

—それは自分で決めたこと—

私が20代後半になった時

「もうこの歳やしな~」という同世代の言葉をよく聞いた

私が30代になった時

「ゴールが見えた気がする……」という同年代の呟きが聞こえた

私が40代になった時

「結婚相手間違えた~」と言ってる人がいた

私が50代になって

「自分の人生こんなもんか」とぼやいてる人を見ることがある

でも、その人生って……

自分が決めた自分の行動した通りの人生なんだってことに今、気づけたら……

きっと死ぬ時に感じる後悔は1つでも少なくなりますよね。

「人は行動した通りの人生になる」
(思考は現実化するより)

私もこの歳になり、本当にそうだなと思っています。

ドラマや映画でも「もし、こっちを選択していたら……」みたいストーリーがありますが、その時に今と違う行動をしていたら今と一緒ではないし、その時にそう行動したから今がある。

たとえ、思わぬことが起きて自分の意思とは違う方向に働いたことがあっても、その違う方向に向いた時にした自分の行動があっての現在なんだと。

 

—最期の言葉を変えるために—

そして、病というのは突然襲ってきたりします。

この先ずっと自分が健康だとは限らないです。

したいことを先延ばしにしていて、とんでもない病気になってしまったら……

今度、あなたは『自分がしなかったこと』をその病気のせいにしてしまいませんか?

もしかしたら、病気になったことを『できなかった理由』にして、ホッとするかもしれないけど……

ケンタッキーのカーネルサンダースさんは60代後半で、たった1枚の母親のレシピを手にここまでになられたことは有名。

この方のように、行動しても成功するとはかぎらないけど、それでも死ぬ前にわかりきったつまらない言葉を言わなくて済むのでは?

最近読んだ本にこんな言葉が載っていました。

『すぐに取りかかろう。
お粗末でも結果を出すほうが、計画実行に取りかかりもしないよりもましだ。
断固決断したら、後は実行し続けること。

決断もできず、手順の前に立ちすくんでしまう人がいる。

明晰な判断力はあっても、決断したくないためにわざと遅らせるのだ。

あらゆる困難や障害の可能性を予測しようとするのはある程度用心深いと言えるが、
どんな困難も切り抜けられるという信念を持って動き始めることこそが必要なのだ』

(賢人の知恵より)

今、自分の人生が自分の思い通りでないとしたら……

それは自分が行動しなかった結果なだけのこと

運でもなんでもないのだと私は思う。

死ぬ前に『もっと色んなことをしておけば良かった』なんて虚しい言葉を残さなくていいように

そのすべてを病気のせいにしてしまわなくていいように

今すぐ行動を起こしてみませんか?

余命を聞いてしまった後だと……

もっと気力がいりますよ(笑)

 

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