月にはさまざまなパワーや影響があることは広く知られていますね!
新月の時期には、何か新しいことを始めたり、願い事をするのに適していますが、こちらではボディケアにフォーカスした情報をお届けしたいと思います。
てんびん座に対応する身体の部位は、腰、腎臓、副腎
腰は少し痛めるだけでも動けなくなってしまうように、体の要と言われるとても大事な場所ですね。
そして腎臓は、老廃物や尿素などのタンパク質などの代謝物の排出、 内分泌液の代謝調整、血圧調整などを行い、副腎は、ステロイドホルモン、アドレナリン、ノルアドレナリンなど多種のホルモンを分泌する大切な役割がそれぞれあります。
また、腰は自分の情熱を司る部分でもあるところ。
言い訳上手で、行動を先延ばししていたり、成功や豊かさに対してネガティブに思っていたりすると、腰が弱ってきてしまいます。
冷え症、乾燥肌、耳が聞こえにくい、午後やたら眠くなる、疲労感や無気力感、低血圧や抵抗力が弱くなったなどの症状や、自信がなく人と比べて自分を過小評価したり、疲れすぎて感情的になったりしていたら、腎臓や副腎が少々お疲れなのかも。
ストレスや睡眠不足、デスクワークなどで足を組んだり、水分の摂りすぎなども、それぞれの機能を弱らせる原因になりますので、気をつけましょう。
そんな大事な腰周辺のケアとして、まずは温めることがとても重要になります。肌着や腹巻などで外側から、お白湯やしょうがなどのスパイスで内側から、しっかりと温めていきましょう。
そしてゆっくりリラックス出来る時間を作ることも大切です。
さらに、これからご紹介する、マルマと呼ばれるエネルギーポイントを意識したアロマやヨガでのボディケアを是非取り入れてみてくださいね!
てんびん座に対応するアロマオイルはゼラニウム!
ゼラニウムには、腎臓、副腎、さらには肝臓にも働きかけてくれる、今月のテーマにぴったりの1本です。ホルモンバランスを整え、ストレスやむくみを解消させてくれるので、心身のデトックスに大変効果的。
さらに、皮脂分泌のバランスも整えてくれるので美肌効果も期待出来る優れものです!
他には、イランイラン(ストレス、高血圧、皮脂バランス)、パルマローザ(感染症、アンチエイジング、肌の水分バランス)、マージョラム(冷え症、消化不良、ストレス)、ローズ(ホルモンバランス、肝・腎・脾臓強壮)、ローズマリー(高血圧、感染症、ストレスに)などがお勧めです。
腰や腎臓に効くエネルギーポイント=パールシュワサンディ・マルマ
インドでは身体にあるエネルギーの中心のことを「マルマ」といいます。
いわゆる「ツボ」のようなものですが、実際中国伝統医学の鍼灸のツボと一致することが多いようです。
マルマは肉体とエネルギー体が結合する場所で、マッサージなどにより適切な刺激を与えることで、エネルギーバランスを整え、身体を活性化したり、リラックスさせてくれるのです。
腰や腎臓・副腎に効くマルマの場所は、ちょうどウエストの脇あたりになります。まさに腎臓や副腎のあたりですね。
ここを刺激することで、腎臓や副腎、生殖器系や消化器系に作用し、全身の流れを整えていくことが出来ます。
お勧めのケアは、上記のアロマをお好みの植物オイル(スイートアーモンドやセサミなど)で希釈したものをマルマに塗りこんでいきます。
お時間がない時は、塗布だけでもOKですが、時間がある場合は、親指を使い、優しく時計まわりに数回、反時計回りに数回ずつ円を描くようにマッサージしていきましょう。
お勧めのヨガのポーズ・マツェーンドラ・アーサナ
最後にこのマルマポイントを刺激するヨガのポーズもご紹介します。
パールスワサンディ・マルマに効果的なのは、こちらのマツェーンドラ・アーサナ、ねじりのポーズです。
上体を雑巾を絞るようにねじることで、曲がった背骨を矯正し、骨の間に溜まった老廃物をデトックスしていきます。
特に、消化不良や便秘、二日酔いの改善、そして腰まわりをスッキリさせてくれます。
呼吸はゆっくり、無理なく行いましょう。
息を吐きながら上体を左にねじり、数秒呼吸を停止し、パールシュワサンディ・マルマに意識を集中させるようにしましょう。
次に足を組み替え、逆方向にねじっていきます。 これを2~3回繰り返します。
このポーズだけでももちろん効果はありますが、アロマオイルでマッサージ、または塗布した後に行うのがお勧めですよ。
月のパワーをいただきながら、日頃のお疲れを癒し、
また、