彼女は、この世からあの世にながされた穢れを浄化していたのです。
「痒い、痒い、ああ、なんでこの私がこんなことをしなければならないのか……」
女神自身も穢れた水を触るのは苦手なようで、しきりに痒がっていました。
彼女に話しかけてみました。
「そんなに嫌ならば、やめればいいのに?」
「そういうわけにはいかない……ここにはここのしきたりがあるから」
「ああ、帰りたい、帰りたい、宇宙(そら)に帰りたい……」
「帰れないのですか?」
「引力が強くて、ここからでられない……」
当時、このようなやり取りをしました。 当初、このシュールなビジョンの女神がいったい何者なのか、私もクライアントもまったく思い当たりませんでした。
女神の特徴は、
①冥界の入り口三途の川の河岸に立って、
②この世から流されてきた穢れを浄化する、
③水にまつわる女神——
でした。
そこから、冥界の女神であり、祓戸大神であり、水の女神である瀬織津姫・速開解比売神(はやあきつひめ)・速開解比売神(はやあきつひめ)の三位一体の女神が、該当したのです。
実は、日本以外でも、この女神を見かけたことがあります。
台湾・香港でみたことがあるので、中華圏でもよく祀られているのかもしれません。ハワイでもみかけました、太平洋地域で祀られていたのでしょうか? ところが、フランスでもみかけたのです。彼女は、別の名前で教会に祀られていました。
とにかく、この女神は日本独自の女神ではありません。世界のあちこちで、それぞれの地域の名称で、祀られているようです。それは、また別の機会にお話ししましょう。
ダイヤモンドプリンセス号に放たれた祓戸大神
彼女は祓戸大神、すなわち浄化の女神です。つまり、彼女は、ダイヤモンドプリンセス号で発生した穢れ=疫病を浄化するためにやってきたのです。
といっても、彼女が自主的に、疫病を祓うためにやってくるとは考えにくいように思います。ビジョンに出てきた女神は、この地球の別次元に住む「人間という小さな生物」のことは知っていましたが、それほど興味があるようにはみえませんでした。
「あなたは豊穣の女神とよばれることもあるそうですが、なぜですか?」
「人間がそう呼んだ。私が歩くと作物が実る」
人間のことは知ってるようでしたが、あまり関心がある風ではなく、女神の関心ごとは、もっぱら「宇宙(そら)に帰りたい」だったのです。
そこから、女神は自らの意志でやってきたのではなく、誰かに召喚されてダイヤモンドプリンセス号に赴いたように思います。
乗客や乗組員という意味ではありません。大々的に報道されたので、誰がやってもおかしくはないですが、あれだけの巨大な神霊を動かすのですから、由緒ある祓戸大神を召喚できるようなそれ相応の権威のある筋ではないかと思います。
つづく
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