こんにちは、マユリです。
9月のオンラインセミナー「危険なパワースポット」の折、「今スピリチュアルで淡路島が流行っているんですが、どう思いますか?」との質問を受けました。
洲本の古代遺跡 — 祟りの井戸か古代のロマンか?
淡路島は、日ユ同祖論(日本人とユダヤ人が先祖が同じという説)と関連する地で、古代に渡来したユダヤ人の遺跡が多々あると言われているところです。
その中で、ちょっとアンビリーバボーなお話があります。
昭和9年の洲本のある温泉旅館でおきた事件です。
その旅館の主人が敷地内を整地していたところ、古代の井戸のようなものものを掘り当てたのです。
ところがその主人は、その夜、うめき声をあげて急死、ほどなく室戸台風が襲来し旅館も大被害を受けたため、当時の人々は祟りと恐れ、遺跡を埋めてしまったのです。
謎の死傷者がでるなんて、まるで「危険なパワースポット」にでてきた栃木県のオシラジの滝のようです。
遠い昔ではなく、つい昭和のことなので、まんざら作り話ではないように思います……ちなみに、遺跡は昭和27年に掘り起こされ、以来、古代イスラエルとの関連が取りざたされているようです。
紀元前19世紀につくられた召喚の井戸
確かに、淡路島には、オシラジの滝のような召喚の泉らしきものがいくつかあります。
問題は召喚の泉のできた年代です。リーディングしたところ、なんと紀元前19世紀にできたとでたのです。
通常、日ユ同祖論という場合、大和朝廷をユダヤ系氏族の末裔とするのですが、大和朝廷の伝来は紀元後4世紀ごろと言われています。つまり、まったく年代があわないのです。
その二千年以上まえに、すでに古代オリエントを起源とする「召喚の泉」が日本に伝わっていたのですから——
とはいえ、紀元前19世紀といえば、すでにエジプトには大ピラミッドが立ち並び、メソポタミアにはシュメールの都市国家のジグラッドがそびえていたのですから、まんざらありえない話ではありません……
召喚の井戸をもたらしたのは、紀元前19世紀ごろのユダヤ人? それともエジプト人? シュメール人? 一体、誰なのでしょうか?
西を向く不動明王は何を封印しているのか?
さて、大阪に法善寺という不動明王で有名なお寺があります。今は繁華街のど真ん中にありますが、もともとは海辺に立っていました。
ここの不動明王は、別名「西向き不動」といわれ、西をむいています。
大阪には、三不動とよばれる不動さんがあるのですが、なぜかすべて西をむいているのです。
不動明王は、何かを封印するときによく祀られます。剣を持った恐ろしい憤怒相(怖い顔)で、魔物を調伏(ちょうふく)しているのです。この明王は一体何を調伏しているのでしょうか。
大阪の西といえば、大阪湾、そして淡路島があります。
ビルに登れば、東に生駒山脈、西にも山脈がみえます。そう、その山脈が淡路島なのです。
そんなに高いビルがない時代、大阪から西を向けば、まるで山のような淡路島が見えていたはずです。
そう! 西に向けて不動明王を立てた人物は、そこに「なにか封印すべきもの」があると認識していたのです!
封印すべきもの——
それは、かつて旅館の主人を急死させたものと関連しているのでしょうか?
それは本当に古代ユダヤ人がもたらしたものでしょうか?
いったい、淡路島には何が封印されていたのでしょうか?
—— 続く ——
マユリ
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