神さまとは何か第4回 三浦春馬さんと八代目市川団十郎 —— 心を持っていかれないように 後編

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多神教の神様は、願いを叶えてもらったら、代価を支払はないといけない

「多神教の神様は、願いを叶えてもらったら、代価を支払はないといけない」ことは、今までも何度もお伝えしましたよね。

さて、では、八代目団十郎は、何を祈願し、何を代価に差し出したのでしょうか?

彼は父親、7代目団十郎の赦免を祈願しました。

当時は天保の改革の真最中、派手好みの7代目は江戸追放となっており、そんな中、父親の御赦免を願っての日参祈願でした。親思いの孝行息子ですね……涙を誘います。

でも神様に、そんな情状酌量は通じません。 動機が悪意であろうと善意であろうと、契約は粛々と履行されます。そこはまさに契約書どおりなのです。

願いが叶い、八代目は何を代価としてさしだしたのでしょうか?

ここで思い浮かぶのが、貴船神社の 「心変わりした夫を取り戻すために祈願したところ、願いは叶ったのですが、本人は気が狂って、井戸に飛び込んで亡くなった」女性の故事です。

つまり、「願いが叶って、そののち本人は自殺するパターン」が貴船の話と同じなのです。

八代目も、おそらく自分自身を代価として支払ったのではないでしょうか……

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成田山新勝寺の由来

成田山とはどんな性質の寺でしょうか? このお寺は、朝敵・平将門調伏のために、詔勅をうけた僧・寛朝が、将門調伏の護摩を修した場所とされています。

要するに、呪殺を目的として建てられた寺なのです。成田山は、貴船神社と同様、呪殺(呪い殺す)に関係する場所なのです。

こういう由来から、今でも将門を祀る「神田明神や築山神社の氏子は、成田山をお参りをしない」習わしがあるそうですが、氏子だけでなく、両方を続けて参るのは控えたほうがいいかと思います。

私は関西人なので、成田山にはいったことはないのですが、伊勢神宮と大神神社を同時に参って祟られた方を複数知っているので、同じことが関東でも言えるのではないかと危惧するのです。

神々の履歴書第7回 — 神様に合う合はないはあるのか? 大神神社と九頭竜神社「神々の戦い」 https://ameblo.jp/heavenly-crystal/entry-12431444503.html

 

不動明王には何が入っているのか?

こんなことをいうと、「不動明王さまは、とても尊い仏様で、厄払い開運、健康長寿、商売繁盛、学業成就すべてにご利益があるのよ!」 とおしかりを受けるかもしれません。

あちこちで仏像を見る機会がありますが、 仏像というのは、通常、魂入れをします。むろん明王像にも、魂入れがされています。そして、その魂は、実は、像によってさまざまなのです。

ですから、仏典にかいてある不動明王の概念(それはすばらしいのだけど)また別だと思っていただいたほうがいいように思います。実際には、様々な魂魄が、様々な仏像に入れられているのです。

その像に向かって祈念すると、像の中に入れられた魂に感応します。

見た目にとらわれて、ついつい優しそうなお顔の観音様には優しい魂魄が入っている……と思い込みがちですが、そうとは限りません。像の見かけはあくまでも見かけにすぎず、中に入っているものとは別ものです。

 

仏像に込められた魂魄(こんぱく)

呪殺につかわれるような仏像や神札には、強力な怨霊や鬼神の魂魄が込められています。昨今は、上弦の鬼たちとでもいったほうがわかりやすいでしょうか……

戦国時代までは、呪殺は日本中で普通に行われていました。平和な今でも、かつてそのような目的でつかわれていた神像や仏像が、そこいらに置かれていることがあるので、うっかり手を合わさないように、気を付けてくださいね。

うっかり憑依されると、大変なことになることになることもあります。

昔お客様に、「制服を着てプールに行って泳げ」という声が聞こえたので、夜、制服を着て学校のプールで泳いでいたら、両親が探しに来て……もう少し遅かったら、おぼれていたところだったらしいわ……」という方がいました。これは極端な例ですが、くれぐれも気をつけてください。

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(三浦春馬さん/画像提供・ウィキペディア)

さて、三浦さんに関しては、個人のプライバシーもありますし、これ以上の言及は控えさせていただきます。 八代目團十郎は、200年近く昔のことですからこれは時効ですよね。ちなみに、現在の市川家は、明治時代に新興宗教系の神道に宗旨替えされたそうで、今では成田山の檀徒ではないとのことですので、一言をそえておきますね。

 

マユリ

 

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