カバラはアメリカでは黒魔術
一言で、黒魔術といってもいろいろあります。
カバラの黒魔術……ケルトの黒魔術……
おっと!「私はカバラもケルトも大好きだし、ぜんぜん黒魔術じゃないから!」とお怒りの方もいるかもしれません。もちろん、価値観は人それぞれ、ただ、キリスト教では、どっちも、まごうことなき黒魔術なんです。そして、キリスト教文化の西洋では、特に、ファンダメンタルなキリスト教徒の多いアメリカでは、これが問題にされるのは容易に察しがつきます。
「カバラもケルトも、魔術は魔術だけど、白魔術だから。人を害する魔術が黒魔術で、人を助ける魔術が白魔術なの。」ふむふむ、よくきく言葉ですが、何が黒で何が白かの判別はとても難しく、えてして判別する人の価値観によるように思います。
この呪文で召喚されるものを、悪霊という人もいれば、天使という人もいます。同じ現象を、人間がどう解釈して、価値判断するかの違いのように思います。
妄信せずに、客観的に。
往々にして、キリスト教側の人はカバラについて「恐ろしい悪魔の業だ」と信じて疑わないし、カバラを信奉する人は、「これは素晴らしい、パワフルなエネルギーだ」と思い込んでいるように見えます。どちらも、自分の角度からのみ物事をとらえ、自分の立ち位置を客観的に振り返るということがないように思います。
カバラ好きな人は「なぜキリスト教がカバラを黒魔術と呼ぶのか?」、クリスチャンの方は、「なぜ、多くの人がカバラにはまっているのか?」(アメリカはカバラの国というぐらいカバラの本場です)ちょっと、相手の立場に立って考えてみるのもいいかもしれません。
日本の問題は、無自覚
とはいえ、アメリカは、自由とデモクラシーの国なので、いろいろな価値観が対立しつつも並立しています。
ハリポタだって、別に学校の図書館になかっても、アマゾンでもキンドルでもみれるので、現実問題あまり問題ありません。
日本はどうでしょう?
日本の問題は無自覚です。
私の経験では、カバラの魔術をしている本人が、それがカバラの魔術とわかってないことがよくあります。本人にきいても、「自分が習ったエネルギーワークが何なのか?」よくわかっていません。ただ、習ってきたとおりにしているのです。
日本の場合、黒とか白とかいう以前に、それが魔術だという事も分かっていない場合が多いのです。それ以前の話というか……いったい、この国の、このゆるさはなんなんでしょう……
さて、ハリポタですが、映画見るくらいはいいですが、(面白いし!)ちゃんと呪文をいうようなハリポタごっこは、やっぱアウトでしょう。霊障を受ける可能性があります。
そうですね、大人と違って子供は、遊びでもしばしばマジモードになってしまうので、うっかりやらかしてしまって恐怖コックリさん状態になるより、もう少し分別がつくまでは、魔術から遠ざけるのは、悪くないかもしれません。
良い子はマネしないようにね。
マユリ
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