こんにちは、マユリです。
ハリーポッター、アメリカで禁止される!?
日本でも大人気のハリーポッター! 先日、「アメリカの私立学校で、ハリー・ポッターシリーズが図書館から撤去される」という記事をみました。なんでも、「悪霊を呼び出しかねない懸念がある」というのです。
同校では、ローマや米国のエクソシストと連絡を取り、「同作の中で使われているまじないや呪文は、本物のまじないや呪文で、人間が読み上げた場合、悪霊を呼び出し、その文言を読み上げる人の心に入り込む恐れがある」と指摘され、決定したというのです。
日本人の我々には、「はい?」「マジすか?」て、感じですよね。
ちなみに、エクソシストって、映画じゃないですよ。カトリックでは、バチカン公認のエクソシストが(悪魔祓い師)がいて、現代でも悪魔に憑かれた人をお祓いしているんです。
実は、ハリポタシリーズは、悪魔崇拝や黒魔術を奨励しているなどの理由で、今までも、米英の学校で何度も禁止されているんです。
なんてニュースがでたら、「わたし~、ハリポタ大好きで、小説も全部もってます~」て方が来られたので、ちょっと検証してみました~!
その呪文、ホントに本物か?
「同作の中で使われているまじないや呪文は、本物のまじないや呪文で、人間が読み上げた場合、悪霊を呼び出し、……」
ホンマかいな~!? 私はハリポタ―ちゃんと見たことないので、(世の中の流行に疎くって……すいません~)作中で使われる呪文とやらを、教えてもらいました。うん?これはラテン語?
前にも言いましたが、文章の表面上の意味はあまり関係ないのです。要は、その言葉に、魔力が(和風にいえば、呪力みたいなところでしょうか)込められているかどうかなんです。
KYはゲマトリア — 言葉に呪(しゅ)をかける
たとえば、「KY」も知らない人からすれば意味を不明でも、知っている人からすると、「あいつ空気読めないし」って、わかりますよね。呪文も、こんな感じで小技を駆使して作ってあるので、言葉の表面的な意味を考えても、魔術かどうかはわからないんです。そうですね~、和風に言えば、言葉に呪(しゅ)をかけるとか、そんな感じでしょうか。
ポイントは、エネルギー体(その学校では、それを悪霊といっていますが)を言葉に紐づけしているかどうかなんです。
紐づけしていると、その言葉を口にした瞬間、引き金を引いたように「よばれて飛び出て、じゃじゃじゃじゃーん」悪霊参上!て、現れ出でて、貴方が頼んだお仕事してくれます。
これが、いわゆる「召喚」ってやつです。
ハリポタの魔術はカバラ系
とういことで、ハリポタファンの方に、よく使うらしい呪文を一つ選んでもらい、ちょっとリーディングしてみました。
まあ、これはカバラのエネルギー体、印は13……たしかにいらっしゃる。きっと、ハリポタの作者は、カバラ魔術の知識がある方なのでしょう。 フーム、その学校はカソリック系ということなんで、エクソシストさんからレッドカードだされるのも、しゃあないかあ……
「同作の中で使われているまじないや呪文は、本物のまじないや呪文で、人間が読み上げた場合、悪霊を呼び出し、その文言を読み上げる人の心に入り込む恐れがある」……紐づけしているという事は、そういうことですよね。もちろん、言う人にもよるし、言い方にもよるんですが、この呪文、確かに唱えると、どなたさまかが現れるかも……(怖)